週刊ムー語教室/超古代の高度な技術で作られた「金属オーパーツ」

文=こざきゆう

製造年代の常識を遡る合金たち

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「ムー語教室」。今回は、製造技術がなかったはずの年代になぜか用いられていた「金属オーパーツ」をご紹介します。

 

第58回:「金属オーパーツ」

  1. 1:金属製のオーパーツは、世界各地から数多く見つかっている。
  2. 2:超古代文明の技術による遺物なのか?
  3. 3:人類誕生以前に遺していったものなのか?

「オーパーツ(=Out Of Place ARTfactS)」とは、“場ちがいの人工物、加工品”を意味する言葉で、われわれの知る歴史にはそぐわない、高度な知識や技術で作られた不思議な物体のことです。

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「ムー」2017年2月号掲載の最新オーパーツ・レポートでは、1974年にルーマニアで発見された金属塊が、“25万年前に作られたアルミニウムと推定された”と紹介されました。

アルミニウムの発明は19世紀になってからですから、25万年前(ホモ・サピエンスがやっと現れたばかりの時代)にそのようなものが存在しているということは、ふつう、あり得ません。まさに“場ちがいの人工物”です。

今回の「ムー語教室」では、世界でときおり発見される、このような金属製のオーパーツの中から代表的なものをいくつか見ていくことにしましょう。

まずは、アルミニウムのオーパーツから。これは、ルーマニアだけでなく、中国でも発見されています。それが、1956年、江蘇省で3世紀の将軍の墳墓から発見されたアルミニウムの帯留(おびどめ)です。北京の中国科学院応用物理学研究所と鋼鉄工芸技術学校の分析によれば、帯留の組成の85パーセントが、アルミニウムと判明しました。自然界では、アルミニウムはアルミ珪酸塩として存在はしますが、他の成分と分離するには大量の電力を必要とします。すなわち、古代中国では“電気を使う技術”があったという仮説も立てられるのです。

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また、ボリビアのティワナクの遺跡からは、石像物の補強用に利用された鉄製のとめ金が発見されました。考古学的にも謎の多いティワナクの遺跡が建造されたのは、1万2000年前から2万年前とされます。南米の古代文明には鉄を作る技術はなかったとされているので、もちろん、常識では考えられない物体です。

現在の文明以前に超古代文明が存在し、その技術によって作られたものなのでしょうか。
さらに金属製オーパーツは、時代を遡ります。

たとえば、1851年にアメリカ、マサチューセッツ州東部の丘で岩塊の爆破作業が行われた際に、金属のかけらが出てきました。接合した結果、それは亜鉛や銀を多く含んだ合金に似た金属の壺だったのです。専門家の分析によれば、壺が出てきた岩から、少なくとも10万年前のものと推測されたといいます。ただし、この壺は博物館を巡回中に紛失してしまい、現在は残されていません。

1億4000万年前から6500万年前の地層からは、鉄製のハンマーが出てきています。1934年6月、アメリカ、テキサス州で、風化した岩から偶然、見つかったものです。このハンマーを、1989年にオハイオ州のベイテル記念研究所が分析したところ、“現代の科学でも作ることができない”、塩素を含んだ合金だとわかりました。もちろん人類誕生以前の時代のものです。

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ほかにも、ロシアのブリヤンスク市の森林地帯からは15億年以上前の金属製のボルトが、南アフリカ共和国の西とランスヴァール州の鉱山からは28億~26億年前の鉄球が発見されています。

これら人類誕生以前の金属製オーパーツが存在することから考えられることは……。これらは、地球外文明人が太古の地球を訪れた際に遺していったものなのかもしれません。

文=こざきゆう

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