
アポロ計画を牛耳ったフリーメーソン/月の都市伝説
文=並木伸一郎
月面で行われた儀式とは?
NASAの天文台には、恒星シリウスに向けられた望遠鏡がある。シリウスは、古代エジプト文明では女神イシスを象徴する星だ。この星が地平線上33度か、地平線下19.5度にある瞬間、願望成就するという。このため「19.5」と「33」は「聖幾何学数」とされるほか、フリーメーソンの聖数字である。
実はアポロ計画のそこかしこにも、この数字は潜んでいる。古代エジプトの神官がそうしたように、シリウスの配置を読み、月面探査機の離着陸の日時を決定していたふしがあるのだ。

人類初の月面着陸をしたアポロ11号計画に、それは如実に反映されている。着陸した7月20日は、古代エジプトではオシリス神の「復活の日」で、ギザから見たシリウスの高度は「19.5度」、11号が着陸した静かの海は、着陸後33分の時点で、シリウスが地平線から19.5度の高度に見える唯一の場所だ。
また、月面の宇宙飛行士たちは、公式の「宗教的儀式」としてワインを銀の杯に注ぎ、シリウスに献杯する。これはメイソンが崇敬する古代エジプト神への捧げ物の儀だ。さらに、11号がドッキングに要した時間が「33分間」、ミッション全体の継続時間は「195時間」ーー。そう、すべては巧妙に計算されたメーソンのミッションだったのだ。
証拠はまだある。11号クルーのバズ・オルドリンは、メーソンの上位組織のメンバーで、NASAの公式写真に写る彼の指にメーソンリーの証しである指輪が光っている。また、月を歩いた宇宙飛行士のうち12人がメーソンリーであるそもそも、NASAの母体となった国家航空諮問委員会の委員長ヴァーニヴァー・ブッシュ博士も上位組織メンバーだった。つまり、彼とメーソンとの関係がNASAの宇宙計画に大きな影響をもたらしていたのだ。そう、NASAはメイソンによって汚染されていたのだ!
この蜜月関係は今日まで続いているという。はたして、彼らの目的は、いったい何なのだろうか。

(「ムー認定 月の都市伝説」より掲載)
文=並木伸一郎
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