ブッダが最後に語った末法の世とは!?「法滅尽経の予言」/世界の大予言

「世も末」とは、今の世の中のこと……

『法滅尽経』はその名称から明白なように、ブッダ(釈迦)の残した経典である。もともと経はブッダの言葉を教義として後世に伝えたものだ。そして、『法滅尽経』はブッダが入滅の直前、その後に何が起こるかを語った言葉である。

 

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釈迦立像。

ブッダが死ぬと世界は「正法(しょうほう)」という時期に入る。釈迦の入滅後500年から1000年間は仏法が正しく行われている時期である。正法が終わり、さらに500年から1000年の間は仏法と修行者は存在するが、悟りを開くものは存在しない。この期間が「像法(ぞうぼう)」である。そして最後に訪れるのが「末法(まっぽう)」の世。日本では、1052年をもって末法に入ったとされる。

「私の死後、重罪を犯す者が多くなり、魔道が盛んになる。魔僧は生き物を殺して美食を追求する。慈悲心など持ち合わせず、仏弟子同士が憎み合う」

いわゆる「末法」を表す状態である。慣用句で「世も末」というが、ブッダの言葉では前記のように表現されたのだ。

 

男子は短命、女子は長寿に!!

末法の世を、ブッダはこう表現する。

「作物という作物は実をつけなくなり、疫病が流行し、死んでいく者も多くなって人々は苦しむ。税金は重くなり、道理に合わない税のかけ方をする。

悪人が海の砂の数より多くなり、善人はひとりかふたりになる。

世界が最後になる寸前には、日月が短く、人の寿命も段々と短くなって40歳で白髪になる。男子は淫乱にして、精も尽き若死にするようになり、長生きしても60歳ぐらいであろう。女子の寿命は90歳、あるいは100歳となる。

洪水がにわかに起こり、富める者も卑しい者も水中に漂い魚の餌食となる。

菩薩や聖者たちは、魔僧たちに追い立てられ、福徳の地へ行く。菩薩や聖者たちは、しっかりと教えを守り、戒めを守り、それを楽しみとする。その人たちは寿命が延び、諸天が守って下さる。(中略)その後、数千万年たってから、弥勒菩薩が下ってきて仏となる筈である」

不作と疫病、重税。まさにここ数年の世相そのままである。女性の長寿命まで正確に予言しているのが何より恐ろしい。この後、男子の寿命が短くなり、洪水なども発生するとブッダは説く。救われるのは菩薩や聖者のみで、一般人が救われるのは弥勒菩薩が降臨する数千万年先だという。なお、弥勒の降臨時期については諸説あるが、それが世の破滅の後であることに違いはない。つまり、大多数の人々は苦しみの末世を生きなくてはならないと、ブッダは予言しているのだ。

 

(ムーSPECIAL「世界の大予言FILE」より)

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