万有引力の法則だけではない!!「ニュートンの予言」①/世界の大予言

予言者で聖書研究家だったニュートン

万有引力の法則を発見し、物理学や天文学、数学、哲学、神学など、あらゆる学問に精通していたアイザック・ニュートンは、実は予言者としての顔も持っていた。もともとオカルティックな側面があったことで知られ、1699年に56歳で王立造幣局長官に就任した際には、職務を利用して錬金術の研究に取り組んでいたという。

当時の価値観では、錬金術は秘密結社の秘儀として位置づけられ、その行いは厳しく禁止されていた。研究が露見して絞首刑になった人物も少なくなかったという。ニュートンが命をかけてまで「秘密結社の秘儀」に傾倒していたことがわかる。

一方、ニュートンは聖書の研究にも人生をかけていた。聖書に刻まれたさまざまな暗号(バイブル・コード)の調査や解釈に、約半世紀という時間を費やして没頭したのである。

科学者でありながら、科学とは対極に位置するとも思われる宗教に傾倒した点が、ニュートンという人物の最大の個性と指摘する声は多い。事実、ニュートンが死後に残した約1500冊の蔵書のうち、もっとも有名な自然科学や数学関連が全体の約15パーセント程度に過ぎないのに対し、聖書に関連する神学や哲学の関連文書は約30パーセントを占めているのである。

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アイザック・ニュートン(1643~1727)。

 

ニュートンは「神とキリストに関する12の信条」と題する文書の中で、キリストを「神」ではなく、あくまで神の仲介をして予言をする「人間」であると記している。当然、この解釈は「神とキリストと聖霊は三位一体である」とするキリスト教の根本教義に反するもので、露見すれば異端思想として処刑される可能性があった。

そのため、ニュートンが記した膨大な聖書研究は長い間表に出ることがなく、「機密文書」としてポーツマス伯爵という人物の邸宅に保管されることになるのである。それが発見されたのは2世紀以上後のことだった。1936年にサザビーズの競売に出されたことで存在が世に知られることになったニュートンの機密文書は、ユダヤ系経済学者であるジョン・ケインズ博士が落札。文書を精読したケインズ博士は生前、ニュートンについて興味深い次のような言葉を残している。

「ニュートンは、後世の人々が考えたような『最初の近代科学者』ではなく、『最後のシュメール人、バビロニア人』であり『最後の魔術師』であった。なぜなら、彼が全宇宙を『秘儀』もしくは『秘密』と捉えていたからである。ニュートンは、宇宙を全能の神によって課せられた暗号と解釈していた」と。

 

(ムーSPECIAL「世界の大予言FILE」より)

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