旧ソ連の探査船が消失前に謎の物体を撮影していた/宇宙のオーパーツ

文=並木伸一郎 写真=NASA ほか

フォボスが捉えた都市構造

 

1989年3月に、火星の衛星フォボスに向かけて航行中だった、旧ソ連の火星探査船フォボス2号が、フォボスに接近するUFOらしき物体を捉えた画像を地球に送信した直後、謎の消失を遂げてしまった。

 

だが、実はこのとき、フォボス2号がさらに画像を撮影していたことはあまり知られていない。なんとそれは、火星上の都市構造らしき異常地形である。

 

この情報はイギリスの「チャンネル4」が報じた。チャンネル4は、消失直後、その異常地形が火星のハイドライト・カオス地区にそんざいするとまで、断じたが、結局画像がこうかいされることはなく、真偽のほどは明らかにはならなかった。

 

しかし、2002年になってついに、フォボス2号が撮影したという異常地形の画像が、リチャード・ホーグランドが主宰するエンタープライズ・ミッションによって公開された。一見すると、火星の単なる地表写真でしかないが、これに赤外線フィルターをかけて拡大すると、生前として幾何学的な地形が、数十キロ四方にわたって広がっており、全体が熱く堆積した砂の下に埋もれていることが判明したのだ。

 

「この幅数十キロと推測される巨大な都市状の地形は、アメリカのロサンゼルス市街地に相当する」
と、画像分析を行ったロンドン科学博物館のジョン・ベックレイク博士は語っている。

 

ちなみに、NASAやロシア空軍はこの異常地形に関して当然のごとく否定している。はたしてこれは、かつて火星に存在した巨大都市なのだろうか。

 

分析の結果、浮かび上がった都市構造。
分析の結果、浮かび上がった都市構造。

 

 

(「宇宙のオーパーツFILE」より抜粋)

文=並木伸一郎 写真=NASA ほか

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