古代シュメール人か? 火星の巨大地上絵の謎

文=並木伸一郎

火星の人面地上絵

火星の地表に存在する“人面地形” といえば、シドニア地区に存在する「人面岩」を連想するが、実はそれ以外にも、人の顔を彷彿とさせる異常な地形がいくつも見つかっている。

2019年1月9日、台湾在住の宇宙現象研究家スコット・ワリングが、グーグル・マーズで火星地表を探索中、座標=32°36’10.74 “N 62°38’25.45″ E に、人の顔としか思えない異常地形を発見した。

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ワリングは画像の一部を色づけして輪郭を強調しているが、その見かけの顔は、古代シュメール文明の遺跡に刻まれた古代人の顔つきによく似ていると指摘している。

さらにワリングは、この異常地形について、本来は、ローブを身にまとった2体の「高貴な人物」が刻まれていたはずだという。ただし、2体といっても1体は、顔のある人物に体がピタリと融合してしまっているらしく、顔も隠れてしまっているが、その地形を見ると、寄り添ったふたりの人物の全身が確認できる、とワリングは主張する。つまり、この巨大壁画は男性とその妻、つまり夫婦神を描いた地上絵だったではないか、と大胆な推察をしているのだ。

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人面の拡大と色づけして輪郭を強調した画像。発見者のスコット・ワリングは古代シュメール遺跡の壁に刻まれたシュメール人に似ているという。

 

その大きさだが、グーグル・マーズ上で推測したところ、長さが3.4キロ、額を横切る幅が1.69 キロという、超巨大のものだったことがわかった。

2014年、米国物理協会の著名なプラズマ物理学者ジョン・ブランデンバーグ博士が「火星の古代文明は異星人からの核攻撃により滅亡した」という論文を発表し話題になったが、この異常地形および周囲が高熱で溶けてしまったかのような様相を呈していることと深く関係しているかもしれない。

つまり、顔が奇妙にゆがんでしまっているのは、核攻撃による高熱の影響を受けているのかもしれないのだ。

ブランデンバーグ博士によるとシドニア地区にある「人面岩」は、核攻撃により滅んだシドニア文明の遺跡であり、かつての火星は地球に似た環境で動物や植物の生命にあふれ、古代エジプトのような高度な文明が栄える美しい惑星だったと指摘している。

 

(ムー2019年4月号より抜粋)

文=並木伸一郎

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