UFOの基礎知識/ロズウェル事件【前篇】

文=並木伸一郎

牧場主が雷鳴とともに聞いた不可解な爆発音

1947年7月4日午後9時すぎ。アメリカ、ニューメキシコ州ロズウェル一帯は、激しい雷雨に見舞われていた。同州リンカーン郡コロナ郊外にあるJ・Bフォスター牧場の管理人マック・ブラゼルが、雷鳴にまぎれて「ズドーン」という奇妙な爆発音を聞いた。

翌朝、隣家のティモシー・D・プロクター青年を連れて、馬で牧場に向かった。母屋から少し離れた牧草地まで来たとき、ふたりは地面に金属片が散らばっているのを発見。それはアルミ箔、または銀紙にも見える奇妙な金属片だった。それらは約1キロ四方にわたり、大量に散らばっていた。ブラゼルはそのほかにも、見たこともない不可思議な物質を数多く発見して回収。また、さしわたし約1.2メートルの円盤状の物体も回収して納屋に保管した。

ブラゼル           (↑マック・ブラゼル)

同年7月7日、ブラゼルは同州チャベス郡の保安官ジョージ・ウィルコックスに、散乱している謎の金属片について知らせた。ウィルコックスはすぐにロズウェル陸軍航空基地のジェシー・マーセル少佐し、現場にガイガーカウンターを持参したマーセル少佐と部下たちが到着した。

ウィルコックス

(↑ブラゼルから連絡を受けた保安官ジョージ・ウィルコックス)

「なんだこれは!?」

牧場一帯に散乱する謎の金属片を見たマーセル少佐は、すぐに軍当局に連絡。間もなくして非常線が張られ、現場は封鎖された。

回収イメージ

(↑回収のイメージ)

そして軍は散乱している金属片をすべて回収し、ブラゼルが保管した円盤状の物体を、オハイオ州デイトンにあるライトフィールド航空基地(現ライトパターソン空軍基地)へと運ばれていったのである。

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