週刊ムー語教室/第7回「接近遭遇」

文=ムー語講師・こざきゆう

UFOとの遭遇事件にも分類がある!

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「週刊ムー語教室(毎週火曜日)」。第7回のテーマは、UFO現象を目撃する距離やシチュエーションによって分類する「接近遭遇」です。

 

第7回:接近遭遇

【必修!3ポイントでわかる接近遭遇】

1:世界で多発するUFO現象は、天文学者アレン・ハイネックによって、初めて分類された。

2:ハイネックはUFO現象を「遠くの目撃」と3種類の「近くの目撃(接近遭遇)」に分類。

3:その後、ハイネックの分類におさまらない接近遭遇事例が報告され、分類はさらに増えていった

 

hyneck_web(↑左が、UFO現象の分類を行ったジョセフ・アレン・ハイネック博士)

アメリカで初めてUFOと遭遇した実業家ケネス・アーノルドの「アーノルド事件」や、UFO墜落事件を一度は公式に認めたもののすぐに撤回した「ロズウェル事件」……両事件の起きた1947年を皮切りに、アメリカではUFOの目撃事件が相次いでいました。この事態を受けアメリカ空軍では、1951年からUFO研究組織「プロジェクト・ブルーブック」が結成されました。その顧問をつとめていたのが天文学者ジョセフ・アレン・ハイネックです。

ハイネックは当初、UFOは自然現象の見まちがいだという姿勢をとっていましたが、研究を進めるにつれ、その存在を確信し、「UFOは科学者や専門家にとっても未確認の飛行物体でなければならない」と考えました。そして、続々と報告の続くUFO現象について、世界で初めて“分類”を試みたのです。

 

その分類については、まず、「遠くのUFO目撃」「近くのUFO目撃(接近遭遇)」に大別しました。

「遠くの目撃」については、「夜間の目撃」、「昼の目撃」、「目とレーダーの両方で確認されるもの」と3つに分類しました。

 

さらに、「接近遭遇」については、第一種から第三種に分類。

「第一種接近遭遇」は500メートル以内の至近距離で目撃した場合、「第二種接近遭遇」はUFOが着陸した跡や落下物などの物理的な痕跡を残した場合、「第三種接近遭遇」はUFOの搭乗者と思われる生物に目撃者が遭遇した場合を指します。

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(↑UFOコンタクティのひとり、アメリカの整備士ポール・ヴィラが1963年に遭遇したUFO)

その後、1970年代後半から、UFOの搭乗員によるアブダクション(誘拐)事件による生体検査などが頻発。UFO搭乗者に対し、エイリアンという言葉がさかんに用いられるようになるという事態が起こりました。これはハイネックの分類にはおさまらない「接近遭遇」事例となったことから、現在では「第四種接近遭遇」と呼ばれるようになりました。

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(↑アメリカで一番最初にUFOによる誘拐事件に遭ったヒル夫妻)

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(↑ヒル夫妻が描いた異星人のイラスト)

また、人類と異星人が直接の対話や通信を行うことを「第五種接近遭遇」、接近遭遇の結果、死傷者が出ることを「第六種接近遭遇」、地球人と異星人の混血種が生まれることを「第七種接近遭遇」と呼ぶなど、さらに新たな定義・分類で語られることもあるようです。

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(↑UFOから放たれた怪光線で死に至ったエイモス・ミラー)

それだけ、「接近遭遇」がハイネックが分類した時代よりも多様になったということでしょう。ただし、近年、「第四種接近遭遇」以降の事件は激減しているという報告も多くあります。

文=ムー語講師・こざきゆう

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