土地に居つく幽霊たち 超常現象2015 心霊編

文=並木伸一郎

スタンリーホテルの怪異

2013年も紹介したが、アメリカ、コロラド州エステスパーグにあるスタンリーホテルは、名うての心霊スポット。かのスティーブン・キングが、ホラー小説『シャイニング』を書くきっかけとなったホテルとしても知られている(映画化の際にもロケ地として使われたとか)。

かつてのオーナー、フルーラン・オスカー・スタンリーの幽霊も出るということで、幽霊見学ツアーが恒例となっている。今年になって、そのツアーの参加者が撮った幽霊の写真が公開された。撮影者はオハイオ州出身の男性。午後9時すぎ、ガイドの後に続いて地下にあるコンサートホールに向かう途中で撮った1枚に、黒髪でピンクのワンピースを着た少女が写っていたのだ。

2015spi01
スタンリーホテルで撮られた黒い影。

 

この写真が公開されると、少女が当ホテルでも有名な幽霊の「ルーシー」であることが判明し、大評判になった。

ルーシーの正体は不明だが、彼女が幽霊となったのにはいわくがある。今から数年前、何らかの理由で逃亡中だったルーシーはホテルの地下室に身を潜めていたが、保守点検の係員たちに発見されて追い出された。しかし、その夜は気温が氷点下の寒さ。後にホテル近くの森で、彼女の凍死体が発見されたのである。このときルーシーはまだ13歳の少女だった。ホテルの従業員や宿泊客の多くが、彼女の幽霊を見るようになったのは、その直後からだったと伝えられている。

2015spi02
幽霊見学ツアーのスポットにもなっているスタンリーホテル。

関連商品

ムー2015年12月号

ムー2015年12月号

この記事と同じトピックを探す

関連記事

編集部おすすめ

アクセスランキング

  • デイリー
  • ウィークリー
  • トータル