週刊ムー語教室/第8回「レイライン」

文=ムー語講師・こざきゆう

古代遺跡や神社を結ぶ聖線!!

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「週刊ムー語教室(毎週火曜日)」。第8回では、地図上で古代遺跡や聖地、日本の神社を一直線に結ぶ「レイライン」の謎に迫ります。

 

第8回:レイライン

【必修!3ポイントでわかるレイライン】

1:古代遺跡や聖地を一直線状につらぬく線を「レイライン」という

2:レイラインはひとつの国だけでなく、大陸をまたぐ地球規模のものまである

3:太陽の動きや、大地を流れる“気脈”と関係があるといわれている

 

古代の遺跡や、神社、寺、教会などの聖地の位置を地図などで見ると、不思議なことに一直線に並んでいるということが多くあります。このまっすぐな線(ライン)を「レイライン」といいます。 leyline055(↑イギリス人のアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンス/1855~1935)

聖地をつらぬくように通るレイラインが知られるようになったのは、1922年です。イギリスのアマチュア考古学者アルフレッド・ワトキンスが、ヘレフォードシャー州レオミンスターの古代史跡を調査していると、ストーンサークルや石積み、古代の教会が一直線上にあることに気づきました。これらの史跡の名前には、最後に「レイ」とつくものが多かったので、ワトキンスによってレイラインと名づけられ、発表されたのです。

leyline054

(↑イギリス南部の主要な3つのレイライン。数百キロの距離に渡って、古代遺跡が見事に並んでいる。/図版=ムー1992年2月号より)

レイラインの研究が始まった当初は、古代の人々が「道沿いに遺跡をつくっていったから直線に並んでいる」「現在は道がなくなってしまったので、遺跡が点々と残されただけ」と考えられました。ところが、研究が進むなかで、道じたいは関係ないことがわかりました。

というのも、イギリスのレイラインをさらに海をこえてヨーロッパ大陸に延長すると、そこでも遺跡や聖地が並んでいました。いわば、国をこえ、大陸をこえ、地球規模で長大なラインがあることが発見されたのです。

 

レイラインは世界各地にありますから、当然、日本でも見つかっています。代表的なものでは、出雲大社から美保神社、諏訪大社、香取神宮、鹿島神宮を結ぶもの。これらの神社には、神話に出てくる神様が祀られています。また、このラインは富士山を通ります。

leyline056(↑富士山・出雲を結ぶ東西ラインと、交錯する福島第一・阿蘇山を結ぶ「太陽の道」/作図=池田潤/ムー2013年11月号より)

レイラインの多くは、太陽の動きに関係があるといいます。春分や秋分の日は、太陽が真東からのぼり真西に沈みます。この太陽運行の東西のラインを聖なるものと見立て、遺跡を配置……つまり、暦として利用するものだったという説があります。

また、東洋医学では、人体には“気”が流れ、その通り道に“ツボ”があるように、大地にも“気脈”があるといわれます。気脈の流れの中で、ツボに相当するような、エネルギーが沸き出す場所を古代人は敏感に感じ取り、聖地として崇めたり、遺跡を配置していったのではないかともいわれています。

また、UFOの通り道だったという説などもあります。

このようにレイラインがいったい何なのかは、いまだ証明されていませんが、考古学的にもオカルト的にも、非常に興味深い不思議なものであることだけはまちがいないでしょう。

文=ムー語講師・こざきゆう

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