週刊ムー語教室/地球内部の〝未知の層〟には何が!?

文=ムー語講師・こざきゆう

地球の中心は空洞で、高度文明が築かれている!?

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「週刊ムー語教室(毎週火曜日)」。第17回のテーマは、古くから知識人の間でささやかれ続け、近年ますます現実味を帯びてきた「地球空洞説」です!

 

第17回:地球空洞説

【必修!3ポイントでわかる地球空洞説】

1:地球空洞説とは、地球内部には地上とは異なるもうひとつの世界が広がっているという説

2:19世紀の探検家ナンセンや軍人バードの極地での不思議な体験は、地球空洞説を裏づけるもののひとつとされている

3:近年、元CIA職員スノーデンが、地球内部のマントルには知的生命体が存在し、高度な文明を築いていると暴露

earth1_web 地球内部は、地殻、マントル、外核と内核からなる、中身の詰まった構造だというのが、私たちの常識です。しかし、古くから、地球内部にはもうひとつの世界が広がっているという説が根強く唱えられています。それが、地球空洞説です。

その歴史は古く、記録上、最初に地球空洞説についてふれたのは、古代ギリシャの哲学者プラトンとされます。以後、天文学者エドモンド・ハレー、物理学者ジョン・レスリー、数学者のレオンハルト・オイラーなどが、地球空洞説を支持してきました。ただし、このころの説には、科学的な根拠がほとんどありませんでした。

earth4_web(↑1864年に出版された『地底旅行』の挿絵。地球の中心には、だれも見たことのない世界が広がっているのだろうか。)

 

19世紀に入ると、地球空洞説を裏づけるかのような、探検によるさまざまな報告がもたらされ、にわかに真実味をおびはじめます。

例えば1895年、ノルウェーの探検家フリチョフ・ナンセンは、北極探検中に、生物のいないはずの氷雪に動物の足跡や鳥の群れを見たといいます。しかも、北極点に近づくほど暖かくなった、と報告したのです。これを受け、アメリカの研究家ウィリアム・リードは、北極と南極には内部に続く開口部があると考えました。ナンセンの見た足跡を残した動物たちは地球内部に暮らし、開口部からやってきたものだといいます。地球内部は温暖で、その空気が吹き上げるために、極点付近は暖かいと考えたのです。

earth2_we(↑ノルウェーの科学者であり、探検家のフリチョフ・ナンセン。)

また、アメリカの軍人リチャード・バードは、1947年に北極、1956年に南極を調査中に、不思議な世界にまぎれこんでいます。そこは、緑が生い茂り、マンモスにも似た生物を目撃したといいます。極地では考えられない光景です。しかも、その写真までが記録されました。バードがまぎれこんだ世界は、地球内部の世界だった可能性もあるでしょう。

ほかにも、ノルウェーのナンセン親子が、巨人の住む地底世界に滞在したという報告や、ナチス・ドイツが地球内部の世界地図を作成していたという記録も残されています。

近年では、元CIA職員エドワード・スノーデンが、衝撃的な情報をリークしました。それは、「マントルには、地球上の人類よりも知的な生物が存在し、高度な文明を築いている」という、地底人に関する機密文書の存在と、その内容の暴露でした。それが事実かはわかりませんが、地球空洞説をめぐる大きな話題となりました。

earth3_web(↑1968年、アメリカの気象衛星ESSA-7が撮影した〝北極の穴〟)

ちなみに、2016年2月、ロシアやアメリカなどの物理学者や生物学者からなる国際研究チームが、「マントル中に未知の層があり、地球大気の8~10倍の酸素が含まれている」と発表しました。

もちろん、これが地球空洞説の証拠となるわけではありません。しかし、地球内部の構造については、いまだそれだけ未知ということであり、地球空洞説を完全に否定できるものではないということでもあるのです。

文=ムー語講師・こざきゆう

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