週刊ムー語教室/『竹内文書』が明かす地球の超古代史

文=ムー語講師・こざきゆう

超古代の世界では、天皇が航空機で世界を巡っていた!?

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「週刊ムー語教室(毎週火曜日)」。第18回では、教科書には書かれていない驚愕の歴史が詰まった古史古伝の書物「竹内文書」を解説します!

 

第18回:竹内文書

【必修!3ポイントでわかる竹内文書】

1:天津教を興した竹内巨麿によって公開された、超古代の歴史を伝える文献

2:その荒唐無稽さから、アカデミズムでは偽書とされるが、無視できない点も多い

3: 『竹内文書』の原資料と考えられる『正統竹内文書』というものも存在している

 

日本の正史的な文献「記紀」(『古事記』『日本書紀』)をはるかに遡る、超古代の日本と世界の歴史を伝えるという、脅威の文献が存在しますーーそれが、『竹内文書』です。

takeuchi4_web(↑正統竹内家の家紋である、四つ割菊に葉付き紋)

『竹内文書』は、富山県の赤池大明神の竹内家が先祖代々秘匿してきた、数千点にもおよぶ剣や鏡などの器物に刻まれた文書の総称で、1892年に竹内巨麿(きよまろ)らによって、竹内家の墓から掘りだされました。その後、1911年に巨麿が宗教団体・天津教を興すと、『竹内文書』の整理と研究を始め、大正末~昭和初期にかけて公開されていったのです。

 

そこで明かされた『竹内文書』の内容は驚くべきものでした。

宇宙に天地ができる以前の時代の様子から、地球に天降った超古代の天皇によって世界が統治されてきた時代など、壮大な歴史が綴られていたのです。

そして、超古代の世界は、超科学文明に支えられていました。天皇は「天之浮船(あめのうきふね)」と呼ばれる航空機で世界をまわり、人々に高度文明を授けていきました。さらに、世界各地の情報を瞬時に映像でとらえられる「世界照覧の神鏡」という装置などを使っていたというのです。

また、「預言者モーセによってユダヤの秘宝が日本にもたらされた」、「キリストは日本で死んだ」、などの驚愕の記述もあります。

takeuchi3_web(↑竹内巨麿が公開した『竹内文書』の一部/提供=八幡書店)

こうした荒唐無稽な内容をはじめ、超古代の記録にも関わらず近代都市の名がそのまま登場する箇所があることから、そして何より、『竹内文書』には、日本民族が漢字伝来以前に使っていたとされる「神代文字」が含まれているため、偽書として扱われています。というのも、正統史学では、漢字伝来以前に日本には文字がなかったというのが定説だからです。

takeuchi2_web (↑広島県の葦獄山。その頂上はどこから見ても三角形で、「日本のピラミッド」とされている)

しかし、神代文字が存在した証拠はあります。例えば、伊勢神宮など古社に奉納されている、文書に書かれた文字は、明らかに漢字や仮名ではありません。さらに、鎌倉時代の『上記』に記された神代文字と『竹内文書』の神代文字はよく似ているといいます。

また、「日本のピラミッド」の研究の先駆者・酒井勝軍は、『竹内文書』をヒントに広島県の葦嶽山ピラミッドを発見しました。このような事実があることから、『竹内文書』は日本の超古代史研究においては、一概には無視できない文献でもあるのです。

takeuchi_web(↑竹内(武内)家の祖、武内宿禰。景行から仁徳まで5代の天皇に仕えたとされる)

なお、『竹内文書』とは細部が異なり、伝承される量がはるかに上回る『正統竹内文書』というものも存在しています。

この『正統竹内文書』は、「記紀」に登場する伝説上の人物・武内宿禰(たけのうちのすくね/84?~367)が編纂したとされるものです。巨麿が公開した『竹内文書』の原資料ではないか、ともいわれています。

 

文=ムー語講師・こざきゆう

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