週刊ムー語教室/建造は3万年以上前!? ボスニア・ピラミッド

文=ムー語講師・こざきゆう

クフ王の墓をしのぐ巨大ピラミッド

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「週刊ムー語教室(毎週火曜日)」。今回は、近年東欧で発見され、「有史以前の文明遺跡か!?」と話題になっている「ボスニア・ピラミッド」について解説します!

 

第22回:ボスニア・ピラミッド

【必修!3ポイントでわかるボスニア・ピラミッド】

1:エジプトに代表されるピラミッドは、四角錐の巨大な建造物の総称

2:メキシコの「碑銘の神殿」や日本の葦嶽山など、ピラミッドは世界各地にある

3:近年、注目を集めるボスニア・ピラミッドは有史以前の文明遺跡と考えられ、現在も新事実が次々と明らかになっている

bosnia1_webピラミッドと聞いて、まず頭に浮かぶのは、「クフ王のピラミッド」に代表される、エジプトのものではないでしょうか。しかし、ピラミッドはエジプトだけでなく、北米、南米、インド、ヨーロッパ、そして日本など、実は世界各地に存在するのです。

そもそも「ピラミッド」とは、四角錐の巨大な建造物の総称ですが、必ずしも四角錐とは限りません。今回は、そうしたエジプト以外の世界中のピラミッドから、いくつか紹介しましょう。

 

エジプトのピラミッドに次いで有名なものに、中南米マヤ文明のピラミッドがあります。なかでも、1952年、メキシコ・チアパス州パレンケで発見された「碑銘の神殿」は、基本的には四角錐をしていますが、その頂点に神殿をもつため平らな形状をしています。

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この碑銘の神殿が注目を集めた理由は、床下から墓室と仮面をかぶった王の遺体が見つかったからです。それまで、マヤ文明のピラミッドは、王墓ではないといわれてきたため、定説を覆す大発見となったのです。

ちなみに、王の遺体を収めていた石棺のふたには、まるで宇宙船を操縦する宇宙飛行士のような人物が刻まれていました。このため、古代マヤでは宇宙船のような乗り物があったのではないか、という“超ミステリー”も同時に残されたのです。

takeuchi2_webまた、日本のピラミッドとして知られるのが、広島県の葦嶽山です。標高815メートルの山ですが、1934年、酒井勝軍は『竹内文書』(「ムー語教室」第18回)の記述をヒントに、なんと「葦嶽山は2万3000年前につくられたピラミッド」という説を唱えたのです。酒井によれば、ピラミッドは自然の地形を利用して一部に石や土を積み上げたものでよく、必ずしもエジプトやマヤのような人工的に石で組まれたものでなくてもかまわないといいます。ただし、頂点に太陽石という一種のエネルギー装置が必要だというのです。その条件を、葦嶽山は満たしていました。もし葦嶽山が本当にピラミッドならば、エジプトのピラミッドをはるかに遡る、世界最古のものということになります。

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(↑ボスニア・ピラミッド群最大の「太陽のピラミッド」全景/写真=南山宏)

さらに近年、考古学界の注目を集めているのが、2005年に東欧ボスニア・ヘルツェゴヴィナで発見された、ボスニア・ピラミッドです。5つのピラミッドからなる複合遺跡群で、最大のものは「太陽のピラミッド」と呼ばれ、エジプト・クフ王のピラミッドをしのぐ高さ220メートルもあります。しかも、その高さはあくまで地表に露出している部分だけのものであり、衛星による地表画像の調査によれば、少なくとも360メートルはあると推定されています。また、ピラミッドの成立年代を炭素年代測定したところ、なんと、3万~3万3800年前という結果が出ました。すなわち、葦嶽山よりも古い可能性もあるというのです。もちろん、これまで通説だった有史以前の文明遺跡となります。

ボスニア・ピラミッドの調査は現在も進行中であり、さらなる新事実が明らかになる可能性も十分にあるのです。

文=ムー語講師・こざきゆう

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