週刊ムー語教室/マリアが示した3つの予言「ファティマの奇跡」

文=ムー語講師・こざきゆう

現れたのはUFOかマリアか?

知っているようで知らない〝ムー的用語=ムー語〟をわかりやすく解説する、「週刊ムー語教室(毎週火曜日)」。今週は、ポルトガルの小村で起こったマリア降臨と預言を巡る「ファティマの奇跡」をご紹介します!

 

第44回:「ファティマの奇跡」

1:「ファティマの奇跡」とは、ポルトガルのファティマで、1971年5月13日から半年に渡って、3人の牧童の前に聖母マリアが出現した奇跡の総称。

2:聖母最後の出現となる10月13日には、10万人の観衆が見守るなか、太陽が動くという超常的な現象が起こっている。

3:聖母は3つの預言を牧童に伝え、そのうち2つはすでに成就。「第3の預言」についてはいまだ明かされていないが、第3次世界大戦の勃発という噂もある。

 

聖母マリアが人々の前に出現するという超自然現象「聖母マリアの奇跡」は、これまでに世界各地から何度となく報告されています。そのなかでも、とりわけよく知られているのが、3人の牧童の前に聖母が現れ、予言を伝えたという「ファティマ(ファチマ)の奇跡」です。

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この奇跡は、1917年5月13日、ポルトガルの小さな町ファティマに始まりました。当時、10歳の牧童だったルシアら3人が、ヒツジの群れを追っていたときのことです。突然、強い光に包まれた貴婦人が現れました。その貴婦人は、真っ白な衣服をまとい、金色のマントを羽織っていたのですーーその姿は、まさに聖母マリアでした。

「毎月13日の同じ時刻、この場所に私は現れます」

聖母マリアは、清らかな声で3人の牧童に告げると、消えていきました。

ルシアらが聖母に会ったという話はファティマで大きな話題となり、翌6月13日には60人もの見物人が集まりました。聖母は予告どおりにルシアら3人の牧童の前に出現しました。ところが、集まった人々にはなぜかその姿は見えず、聖母の立つ場所の空間がたわんだように見えていたといいます。人々は、牧童らの虚言ではなく、何かしらの不思議なことが起きていることだけは確信できたのでしょう。以後、毎月13日の聖母出現の噂はさらに広まり、見物人は増えつづけました。

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そして聖母が出現する最後の日ーー6回目の出現にあたる10月13日。10万人にも膨れ上がった見物人が見守るなか、聖母が出現し、3人の牧童にこう告げましたーー「人々は毎日祈りを唱え、悔い改め、罪の赦しを願わなければなりません」と。

その直後、驚愕の奇跡が起こったのです。白い雲が3人の牧童を包むようにわき上がると、なんと、太陽がぐるぐると回転するという動きを見せたのです。大群衆はそのあまりの神秘的な光景に息をのみ、放心したといいます。

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この奇跡が世界中に知られると同時に、3人の牧童たちは聖母との6回の邂逅によって、3つの預言を受け取っていたことも広まっていきました。

「第1の預言」は、当時、まだ渦中にあった第1次世界大戦が、間もなく終結するというもの。

「第2の預言」は、その後、第2次世界大戦が始まるというものでした。そのどちらの預言も、そのとおりになりました。

最後の「第3の預言」についてですが、これだけは厳重な封印がなされ、明らかにされませんでした。なぜなら、その内容があまりにも恐るべきものだったというのです。当時のローマ教皇パウロ6世は、預言を、修道女となっていたルシアから聞かされると、失神したといいます。

そして、第3の預言はその一部が2000年に公表されましたが、それは1981年に起きたローマ法王ヨハネ・パウロ2世暗殺未遂事件を意味するものだったといいます。しかし、その全貌はいまだ明らかにされていません。

研究者の間では、その預言の根幹は、「第3次世界大戦」の勃発だともいわれています。事実、近年、ローマ法王は各国の指導者との会見を積極的に行っているようにも見えます。預言の成就を食い止めるための行動なのでしょうか。

 

文=ムー語講師・こざきゆう

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