椅子が浮き、机が消えた! ドイツの空中浮揚実験/超能力大全

編=オカルト雑学探究倶楽部

消えたテーブルが空中に浮いた!

かなり古い話だが、1879年5月6日に、ドイツの名門ライプチヒ大学で空中浮揚に関する実験が行われたことがある。

この日、空中浮揚で有名なD・D・ヒュームの後継者ともいわれるヘンリー・スレイドという超能力者が、同校の物理学・天文学教授ヨハン・ツェルナーと、実験室のカード・テーブルを前に向き合って座っていた。教授はトリックが行われないように、スレイドの両手をテーブル上でしっかりと握っている。

1分もたったころ、1メートルほど離れたところにある小さな丸テーブルが、左右に細かく揺れはじめた。そしてゆっくりと宙に浮くではないか。丸テーブルはやがて教授たちのもとへ近づいてくると、そのままくるりとひっくり返ってカード・テーブルの下にもぐりこんだ。

floating1

しかも――。

ツェルナー教授がのぞきこむと、丸テーブルが消えていたのだ! 教授は一時的に手を離して部屋中を捜しまわったが、どこにも丸テーブルはない。仕方なくその後、再びカード・テーブルに座り、前よりもしっかりとスレイドの両手を握っただけでなく、両足で彼の足が動かないように押さえつけた。

それから5分ほどすぎたとき――。スレイドに変化が起こった。しきりに空中に目を走らせている。ツェルナー教授も彼の視線の先を追った。

すると、頭上にはさっき消えたはずの丸テーブルが脚を上に向けたまま、浮いていたのである。

高さはおよそ1.5メートル。凝視する教授の上に、やがてゆっくりとその丸テーブルが降りてきた。そしてそのまま、彼らふたりの頭に激しくぶつかったのである。

ちなみにスレイドは、木の輪をテーブルの脚にテレポートさせてはめこんだり、触れたことのない紐に結び目をつくるという超能力ももっていたという。

 

(「決定版 超能力大全」より掲載)

編=オカルト雑学探究倶楽部

  • 1

関連商品

決定版  超能力大全

決定版 超能力大全

オカルト雑学探究倶楽部(編)

価格:580円+税
発行:学研プラス
発売日:2016/03/29

この記事と同じトピックを探す

関連記事

編集部おすすめ

アクセスランキング

  • デイリー
  • ウィークリー
  • トータル