アラスカに巨大水棲UMAアイスモンスターが出現!!

文=並木伸一郎

巨大なヘビか、それともロープか

2016年10月、アメリカ、アラスカ州フェアバンクスのチェナ川にシーサーペントもどきの正体不明の怪物が出現、その泳ぐ姿が動画で撮影された!

大元の動画は、ブレア土地管理局がフェイスブック上に公開したもので、そこには細長い体の怪物が背に氷がへばりつかせたままクネクネと身をよじらせて泳いで行く姿が捉えられている。怪物は、チェナ川で目撃されたことから、「チェナリバー・アイスモンスター」と名づけられている。

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見かけの大きさは約5メートル。同管理局の職員グレイク・マッガが目撃し、撮影したものだという。氷が付着してしまっているため、体が細長いというだけで、頭部も含め、全体像はよくわからない。その後、川底に沈んだのか、あるいはそのまま泳ぎ去っていったのかも明らかにされていない。

その正体に関して、有力視されているのが河川に棲息する水棲UMAの代表格リバー・モンスターだ。その姿形そして泳ぎ方からして海の怪獣シーサーペントと同類と見られている怪物である。

一方で、破棄されたロープに氷の塊がくっついて浮遊しているだけではないか、と疑問視する声も出たが、確認されたわけではなく、依然として、その正体は謎につつまれたままだ。

 

アイスランドの怪獣が侵入?

実は、今回とよく似た事件が2012年にアイスランドでも発生している。出現した怪物は、ラガーフリョゥト湖に棲むと伝えられるラガーフリョゥトワームではないか、と話題になった。別名「アイスランド・ネッシー」とも呼ばれている最大体長90メートルの巨大水棲獣である。

2012年2月2日、雪景色を見ながら地元のヨクルサウ川沿いの土手を歩いていたアイスランド人男性ヒェルトゥル・E・シェルルフが、眼下の川面に目をやったとき、氷の張った川面を細長い生き物が、くねくねと身をよじりながら進んでくるのを目撃した。見るからに怪物である姿から、彼はすぐに伝説の怪獣ラガーフリョゥトワームを想起し、ビデオカメラで撮影を開始した。

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ズームアップすると、全身は骨格がまるで浮き出ていてグロテスク。怪物は、氷をものともせず、ややぎこちない動き方をしながら悠然と進み、やがて視界から消えていった。当初、氷がこびりついた漁網か枝か布が岩に引っかかって動いているのではという見解が多かったが、その後、アイスランドの市議会から選出された委員13人から成る「ラガーフロットワーム委員会」によって、「動画はねつ造ではない」と結論されている。

さらに、2013年2月にもあるカップルがラガーフリョゥト湖の巨大生物を撮影している。

アラスカのチェナリバー・モンスターとアイスランドのラガーフリョゥトは、寒冷地に適応したシーサーペントタイプのUMAだ。同種であると見る研究家もいるが、今後、両者の関係も含めた調査を期待したい。

 

(「ムー」2017年2月号より抜粋)

文=並木伸一郎

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