異星人接近遭遇「甲府事件」に新事実! 現場に残された放射性物質の謎

文=並木伸一郎

現場には原子炉があった!?

2016年11月20日午後、大阪「阿倍野市民学習センター」にて、筆者が主宰する「日本宇宙現象研究会=JSPS」大阪支部長と「大阪UFOサークル=OUC」による合同研修会が行われた。

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その結果、当日は日本のUFO研究にとって“エポックメイキングな日”となった。というのも、研修会で講師を務めた雲英恒夫氏(JSPS東京本部研究局スタッフ)により、日本最大のUFO事件について衝撃的な新事実が公表されたからである。

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合同研究会で現場の放射性物質について説明する雲英氏。

約40年前にUFOが着陸した農地の土壌に残された放射能で、15日間で半減するという性質が確認されているが、それは本来、ありえない。わずか半月程度では、自然界に存在する放射能の「減衰」は絶対に起こらないからだ。

2016年夏、雲英氏は当時の残留放射能の生データに改めて着目した。そして、減衰する放射線に最も合致する半減期曲線を求めてみた。すると、これまで数十種も該当していた放射線源が、なんとたった1種類の核種に絞られたのである(現在、元素は118種まで知られ、それを元とする放射性、非放射性を合わせて4540種の同位体元素が確認されている)。

そこで雲英氏は、生データに最も誤差が少なく合致する半減期曲線を求めた。その結果、残留放射能の半減期が、正確には14.2~14.8日であることが判明した。さらに、これに合致する半減期をもつ放射性元素を捜した雲英氏は驚愕した。該当する放射性元素がたった1種類しかなかったからである。

それは「リン32」だった。

 

リン32が明らかにしたUFOの謎

リンは生命維持に不可欠な元素だが、自然界では放射能をまったくもたないリン31として存在する。一方でリン32は、原子炉から出る中性子線を浴びることで生成され、現在では医学研究用に売買されるほどポピュラーな放射線源だという。

では、なぜUFO着陸現場に、リン32が存在したのか? 雲英氏は次のように指摘した。

「このリン32こそ農地に撒かれた肥料中のリン31が、放射線源からの中性子線を浴びて、放射化されたものです。その放射線源とは、“原子炉”です」

現場となった農地に原子炉などあったはずがない。つまり、そこには一時的に原子炉が現れ、リン32を残して消えた、ということになる。

「原子炉がUFOの動力源だったと考えられます。いかに厳重に遮蔽されていても、その原子炉から放射能がわずかに漏れることがあります。それが土壌中のリンや鉄を放射化させたとしか考えられません」

 

1975年、山梨県にUFO着陸

読者諸氏はすでにお気づきだろう。この放射能をもたらしたUFO着陸事件とは、1975年2月23日、山梨県甲府市で起きた、通称「甲府事件」と呼ばれる、日本UFO史に残る異星人遭遇事例のことである。

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事件はふたりの少年(いずれも当時小学2年生)によるUFO目撃から始まった。日が暮れても遊びに夢中だった少年たちの頭上に、オレンジ色に輝く大小2機のUFOが出現し、小さいほうのUFOが降下して、近くのブドウ畑に着陸した。これを見ていたふたりは好奇心から接近、UFOを間近で観察したのである。さらには中から現れた醜悪な異星人を目撃したばかりか、少年のひとりが、その異星人に肩をたたかれたという。

この事件は当初、少年たちの虚言や妄想、または幻覚にすぎないとする、否定的な見方をされることが多かった。だが今回、残留放射能が自然界では存在しないリン32であったことが判明し、事件が現実のものだったと、科学的にも実証されたのだ。

40年以上の時を経て、甲府事件は新たな局面を迎えた。その奥を探ると、世界各地に飛来する空飛ぶ円盤の正体が浮かび上がってくるのだ――。

 

(「ムー」2017年3月号総力特集より抜粋)

文=並木伸一郎

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