電撃的な神秘体験で超常の存在を確信! 漫画家・魔夜峰央の不思議体験(後編)

文=いわたみどり

突然の電撃で自分のチャクラが!?

 

*前編はこちらです。

 

 

 

だれでも経験していると思うんですけど、後になって考えてみると点と点が結びついて結果的に何かしらの形になった、ということがありますよね。そのことに気がつくかつかないかの差はあるかもしれませんが、この世の中には偶然なんかなくてすべては必然なんだと思います。

 

例えば、私の代表作である『パタリロ』。去年、舞台化されたんですが、主役を務めたのが加藤諒くんです。こんなことをいってしまうと怒られてしまうかもしれませんが、彼はまさにパタリロをやるために生まれてきた顔力を持った俳優さんです。ここで彼が俳優として出てきたというのも因果なんですよ。

 

ということは、彼が生まれてくるためにまずはご両親が出会わなければいけないんです……そういうスパンでみんな繋がっているんです。

少なくとも100年、200年のスパンで未来から見ていて運命を動かしている存在があるわけです。

 

8年ほど前のことです。自宅でボーッとテレビを見ているときに、ふと腕を上げてみたくなって、実際に手を上へ伸ばしました。

と、次の瞬間です。

 

「バリバリバリーッ!!」

 

まるで雷に打たれたような電撃が体を突きぬけたのです。まばゆい光に包まれて、そこから青と赤の色が交差しながら螺旋に回転する自分自身の中心である「チャクラ」が見えてきました。

 

人間のチャクラは7つといわれていますが、私が見たのは6つでした。実際に触っているわけではないんですが、表面がザラザラしていて、弾力はあるが、この世にこれほど硬いものはないというほどの強度だということがわかりました。

 

私と同じような電撃体験をしたことによって信仰心を深め、枢機卿になられた人もいるということを後になって知りました。確かにそれほどの神秘的な経験だったんです。

私の本質をCTスキャンされている感覚でしたね。そして同時に人間は神のような存在に常に見られていると感じました。

 

それまでのいいことも悪いことも含めて点と点が結びつき、今の自分がいるんだと理解しました。考え方にも変化が出てきました。

自分に正直に真っ当に生きる。当たり前のようだけど、そういうことがとても大事だと思うようになりましたね。悪いことをすればそれば絶対に返ってきます。だれも見てないと思っていても、実は後ろで、「こいつはマイナス5点」とノートをつけている存在がいるんだから……。

 

 

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魔夜峰央(まやみねお)

 

漫画家。1953年、新潟生まれ。1973年『デラックスマーガレット』(集英社)でデビュー。1978年「ラシャーヌ!」を複数の漫画雑誌(白泉社)に不定期連載開始。デビュー以来、オカルト・ホラーやミステリー調のシリアス路線が作風の主体であったが、同作からギャグ路線に変更。同年「パタリロ!」を『花とゆめ』(白泉社)で連載開始。アニメ化されヒット作となる。近年は復刻出版された『翔んで埼玉』(宝島社)や、アスタロトシリーズを集めた『アスタロト・クロニクル』(小学館クリエイティブ)などが好評を得ている。

 

(ムー2017年10月号より抜粋)

文=いわたみどり

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定価:800円
発行:学研プラス
発売日:2017/09/08

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