幸せになるなら「婚活」よりも「魂活」! 辛酸なめ子「魂活道場」

「魂活」で、ひとりひとりが幸せになれる

 

結婚のための活動=「婚活」という言葉が誕生して10年超。「結婚しなくてはいけない」「結婚するために努力する」といった世間的な目標設定は、圧力となり、独身者を苦しめてきた部分がある。

幸せになるはずの結婚が、過程において不幸を生むとしたら、世の中の「幸せ」総量は増加していない。この考え方では、現実は定量の「幸せ」を奪い合う修羅の世界となってしまう。

 

そこで、「婚活」ではなく、「魂活」である!

 

漫画家でエッセイストの辛酸なめ子さんは、そんな「魂活」を3年間以上、続けている。

占い師、魔女、超能力者、スピリチュアル・カウンセラーなどのもとを訪れ、見えない世界から自らの内面を振り返り、また、世界を見つめ返す。さらには動物や樹木、地球外生命体などとの交信も体験している。

 

……と、ここまで聞くと、辛酸なめ子さん、スピリチュアルに傾倒しすぎて、いよいよ現実離れしてしまったか……と思われるかもしれない。

ちろん、「がっつり“その世界”へ入り込んで現実から完全に離れてしまいましょう」ということではなく、辛酸なめ子さんは、スピリチュアル界の先生に一日入門という形で教えを受け、その都度、現実での立ち位置を見直すきっかけにしているのだ。

 

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荒唐無稽と思うかもしれないが、ちょっと非現実的なくらいのほうが、「魂活」では意味がある。「魂活」が重視するのは、現実的な打算でのライフステージ上昇ではないからだ。

 

目に見えない、スピリチュアルな、非現実的な世界にちょっと接触することで、魂は自由になり、一種の解放された状態になる。だれかと競うとか、だれかに邪魔されることはない。純粋に、個々人の中に「自分なりの幸せ」を育む営みが「魂活」なのだ。

 

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スピリチュアルな扉を開いて

 

以下に、書籍「魂活道場」より、辛酸なめ子さんの言葉を引用する。

 

――

人生は修行だという思いが確信に変わっていったのは、いつのころでしょう。

なんとなく気づいたら、女の幸せから道を外れていって、きっと分かれ道は18歳くらいだったのだと思いますが、もはや先祖霊のざわめきも耳に入らず、目の前の仕事に尽力していたら、いつの間にか四十路となっておりました。

「婚活」という単語には現実感がないままですが、「魂活」といわれると、とたんに心の軸がまっすぐになる感じがします。そしてポジティブなヴァイブスが広がります。「婚活」圧力を感じて悩んでいる女性がいたら、ぜひ「魂活」と脳内変換してみてください。わたしはこの、魂活修行のおかげで、少しずつこの世に居場所ができた感じで、生きていってもいいんだという思いになることができました。

 

スピリチュアルな扉は、いつ、だれの前にも開いています。日常の忙しさに消耗しているとき、仕事や学校で悩んでいるとき、もう左脳で考えてもどうにもならないときは、目に見えない世界に逃避してもいいと思います。

こう書いていて思いだしましたが、私がスピリチュアルな世界とかかわりを持ったのは、幼稚園や小学校で転校を重ね、両親は共働きで、だれも話す相手がいない孤独な少女時代だったのかもしれません。目に見えない妖精と会話したり、ぬいぐるみに相談したり、多くの人が子供時代にやってきたことだと思われます。

おばさんやおじさんになったら、さすがに妖精と話したらまずいだろう、と思ってはいませんか? そんなことはないと思います。スピリチュアルな存在はいつでも語りかけられるのを待っているのですから……。

これからご一緒に、魂活してまいりましょう。

――

 

不思議世界の先生たち

 

3年間に及ぶ「魂活」で、辛酸なめ子さんの魂を鍛えたのは、占術に霊術、魔術、気功、ヒーリング、サイキックなど各界の第一人者たち。

 

一覧で示せば……

ヘイズ中村さん、根本恵理子さん、小原田弘美さん、岡田明憲さん、富一弘さん、クレッグ・ジュンジュランスさん、秋山眞人さん、成瀬雅春さん、天道春樹さん、ブルース・モーエンさん、安倍成道さん、円明院、ロン・バードさん、伊藤てんごく。さん、嶋みずえさん、エハン・デラヴィさん、堤裕司さん、ウィリアム・レーネンさん、クンムメラ、龍依さん、スレン・シュレスタさん、板倉リサさん、小林世征さん、柴山郁子さん、北斗柄さん、坂本政道さん、火水ハヌルさん、髙江洲薫さん、COCORODO、郭良さん、森美智代さん、Dr.コパ、鏡リュウジさん。

 

そうそうたる面々である。

 

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スピリチュアルというざっくりした界隈をジャンル横断で体験することによって、辛酸なめ子さんの魂はいかに磨かれたのか?

 

辛酸なめ子さんの言葉で、「魂活」紹介をしめくくろう。

 

――

魂がどのくらいレベルアップしたのか、受験の偏差値のような指針があるわけでもありません。もし数値に表せたら、魂偏差値が高いと優越感に浸り、偏差値教育のような狭い基準に縛られてしまうことでしょう。ジャッジしないのが魂活なのかもしれません。

ただ、魂活しすぎると、たとえば異性と魂の格差というか、波長が合わなくなって、よほどの人格者でないと……と、理想が高くなってしまう弊害もあるような気がします。

魂活は、結局ひとりひとりで行う孤高の道です。

でも、世界のどこかで同じように魂を鍛えている仲間がいる、と思うと心強いです。

――

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『魂活道場』 辛酸なめ子(著)/価格:1200円+税/発行:学研プラス

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