ノストラダムスがトランプ大統領を預言していた!? 福音派が握る世界の命運とは?

文=鬼塚五十一

エルサレム首都承認宣言

歴代のアメリカ大統領のなかでも、ドナルド・トランプほど毀誉褒貶が激しい人物はいないだろう。

たとえば2017年4月、確固たる証拠もないま、突然シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定し、一方的にシリア空軍基地を攻撃。なんと59発の巡航ミサイルを撃ち込み、一帯を廃墟と化した。

この独断行動に世界各国は強く反発。特にロシアは、「侵略行為で国際法違反だ !」と批判した。ではそのとき、シリアはどんな状況だったのか?

国内的には、3つの大きな勢力が支配し、泥沼の戦いを展開していた。アサド政権、反政府勢力、過激派組織ISの3つだ。

そこで、ロシアはアサド政権を支援し、アメリカは反アサドの反政府勢力を支持していた。

かつてオバマ政権でさえも、化学兵器を使用したとしてシリアを厳しく断罪し、空爆すら決定していた。

ところが、なかなか実行に踏みきれないでいた。なぜなら、空爆を実行するだけの確実な証拠がなく、下手に動くと中東和平のバランスを崩しかねないからだった。また、平和主義者としてのオバマ自身のイメージも損なってしまう。

その点、トランプは違った。そうしたオバマ政権の弱腰外交を批判し、強いアメリカを標榜して登場してきたからだ。その強烈な主張は、国内からも広く支持され、ついには大統領選まで勝ち抜いてしまったのである。その意味でも、彼にとっての中東政策は、重要な政治基盤にもなっていたのだ。

たとえば、2017年1月の大統領就任演説では、めったに聖書を引用しない彼がこう述べている。

 

「見よ、何と美しく快いことか。兄弟のようにともに住むことは。頭につける香油のように…(中略)…それはシオンの山に流れ下る。主はそこで祝福を、永遠の命を与えられた」(『旧約聖書』「詩編」133節)

 

この句は、知る人ぞ知る「神の教えにもとづく世界支配は、シオンすなわちイスラエルから広められる」という意味である。

つまりトランプは、この聖書の言葉を引用することによって、イスラエルと全世界のユダヤ人に向かって、確固たるメッセージを送ったことになるのだ。

「いつの日か、エルサレムを首都と宣言し、それを全世界に発信する!!」

そしてついに、実現にこぎつけた。

それが「エルサレム首都承認宣言」である。

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3つの宗教の聖地エルサレムにある岩のドーム。かつてのソロモン神殿内にある。

 

イスラエルに肩入れする大統領の思惑

しかしながら、その宣言はあまりにもイスラエル寄りで、パレスチナに激震を走らせる結果となった。各地で抗議活動が激しさを増し、再びイスラエル対パレスチナという対立構造を浮き彫りにしてしまったのである。

そもそも中東和平交渉は「オスロ合意」にもとづいていた。それは、アメリカが仲介役となり、両国の話し合いで決めるというものだった。それは、将来パレスチナ国家が樹立されることも想定されていた。

つまり、パレスチナ国家誕生時の、イスラエルとの「2国間共存」の合意書でもあったのである。だが、そのプランが完全に反古にされた形になってしまったのである。

それは、下手をすれば近い将来、中東を再び戦火の嵐に巻き込む恐れがあるということを意味する。そればかりか、首都承認宣言したトランプ自身の生命さえ狙われかねない。

なぜなら、パレスチナ人は各地でこのトランプ宣言を拒絶し、テロ活動を活発に行いつつあるからだ。

となれば、気になるのはトランプの安否だ。とくに彼に関しては、昔から不穏な預言がある。

それは400年も前のもの――なんとあのノストラダムスの預言なのである !

しかもノストラダムスは、その預言の中で「トランプ」と名指しで預言していたのだ。

 

「彼は血の海を泳ぐだろう!!」

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ノストラダムス。

死を暗示するような言葉は、いったい何を意味するのか?

その預言の解明は「ムー」本誌に譲るが、現在のトランプがどんな政治的ポジションにあるのか。また将来、どんな政治行動をするのか。そこには、彼の生死の分かれ目があるのだ。

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(「ムー」2018年10月号 特集「トランプ代大統領の対イルミナティ戦争」より抜粋)

文=鬼塚五十一

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