心霊番組の収録後に起こったこととは!?/バイきんぐの不思議な体験

構成=河上 拓 写真=木村哲夫

金縛りの最中に怪現象が!

 

小峠 「ムー」、懐かしいですね。中学生ぐらいのころに、よく本屋さんで立ち読みしてました。異星人のミイラの写真とか、すごく覚えてますね。
西村 僕もミステリーサークルが話題になったときなんかに、よく読んでました。でも買ってない気がするな……僕も立ち読みですね(笑)。

 

――立ち読み専門の読者ですね(笑)。ではさっそく、おふたりの不思議な体験を聞かせてもらえますか。
西村 僕は中学生ぐらいのときに自分の部屋で金縛りになったことがあって。夜中に目を覚ましたら体が動かないんです。で、部屋の壁に立てかけてあったフォークギターの弦が勝手に動いて「禁じられた遊び」を弾きはじめたんです。すごい上手に、めちゃめちゃきれいなアルペジオを演奏してましたね。夜中なのに、まあまあでかい音量で(笑)。

 

――うるさくても、動けないからそのまま演奏を聴くしかないですよね。
西村 こうして話すとバカみたいですけど、実際体験すると怖いですよ。それ以降も金縛りは何度かなりましたけど、その日みたいに何かが起きるってことはなかったですね。

 

――小峠さんはいかがですか。
小峠 僕はそういう体験ってほとんどないんですけど、テレビ番組の収録で心霊スポットに行くって企画があったんですよ。そのとき演者とスタッフさん合わせて全員で20人ぐらいいたんですけど、ロケが終わったあとに、「お祓いをするので、まず塩をなめてください」っていわれて、なめたんです。で、そのあとお祓いをしてもらって、「最後にもう一度、塩をなめてください」っていわれて、なめたらあきらかにしょっぱさがさっきと違うんですよね。お祓いする前はまあまあしょっぱいな、ぐらいだったのが、お祓いしたあとは、口に入れてられないくらいしょっぱくて。あれは不思議でしたね。
西村 めちゃめちゃ地味な不思議体験だな(笑)。味覚が変わるだけって。
小峠 でもそこにいる全員がそれを感じてたからね。しかもカメラがまわってない場所で。霊が乗り移って、味覚を鈍らせてたんですかね。

 

――どうでしょうね。ただそういった場所では、食べ物の味が変わるっていうのよくいわれていますね。事故物件にしばらくお酒を置いておくと酒の味が変わるという話もあったりします。そういえば、おふたりが所属するソニーミュージックアーティスツ(SMA)の千川にある劇場「BeachV(びーちぶ)」は2007年に急逝した所属芸人の村田渚さんの名前(Beach=渚、Village=村)が劇場名の由来となってるそうですね。天才といわれた村田さんの遺志を継いでいこうというコンセプトのその劇場で霊現象がよく起こっているという噂があるのですが、ご存じですか?
西村 あの劇場のこけら落としのMCは僕らなんですよ。キングオブコントで優勝するまではよく出演してましたね。
小峠 そういえば、ハリウッドザコシショウさんが一時期、劇場に住んでたんですよ。
西村 金がないから、劇場の事務所に寝泊まりしてたんです。管理人みたいな感じで。
小峠 あの劇場は、事務所の芸人に開放されていて、夜中に来てネタの練習をしてもいいんです。だから普段から人の出入りはけっこうあるんですよね。で、夜中に舞台がうるせえなって思ってザコさんが見にいったら、幽霊がネタ合わせしてたっていう話なんですけど、うそつけ!って(笑)。
西村 でも、その話ぐらいしか知らないですね。だけど、渚さんが所属芸人を見守ってくれてるんじゃないの?って話はよく聞きますよね。

 

――バイきんぐさんに、ハリウッドザコシショウさん、アキラ100%さんと、SMA所属の芸人さんが次々にブレイクしていることもあって、そういった話が出てくるんでしょうね。では、映画の話を聞かせてください。声優のお仕事は初挑戦なんですよね。
西村 最初、話を聞いたときは実写の映画だと思いました。小峠は軽めのメイクで妖怪になれますからね。子泣きじじいも、ぬらりひょんもいけるし。
小峠 たしかにそうだよな(笑)。

 

――西村さんはなんの妖怪ができそうですかね。
小峠 なんだろうな……うーん、なんかしらニートの妖怪?
西村 なんだよ、ニートの妖怪って!

扌声を演じた妖怪・もんもんぼう(小峠)と、六本腕の妖怪(西村)のマネをするふたり。「普段とは違う淡々とした話し方をするのが難しかったですね」(小峠)
声を演じた妖怪・もんもんぼう(小峠)と、六本腕の妖怪(西村)のマネをするふたり。「普段とは違う淡々とした話し方をするのが難しかったですね」(小峠)

 

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『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』
大ヒット上映中
配給 アニプレックス
原作 緑川ゆき/月刊「LaLa」(白泉社)連載
総監督 大森貴弘 監督 伊藤秀樹
声の出演 
神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、藤村歩、
小峠英二、西村瑞樹、島本須美、高良健吾 他
(作品紹介)
緑川ゆき氏の漫画が原作の大ヒットアニメシリーズがついに映画化。妖(あやかし)を見る力を持つ夏目貴志が、亡き祖母レイコから受け継いだ「友人帳」をめぐり、妖たちとの優しく、ときに切ない交流を描く。バイきんぐはゲスト声優として妖怪役を演じる。
© 緑川ゆき・白泉社/夏目友人帳プロジェクト

 

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◆バイきんぐ◆
小峠英二(写真上)、西村瑞樹(下)によるお笑いコンビ。1996年5月に結成。12年、『キングオブコント2012』で優勝してブレイク。「陸海空 こんな時間に地球征服するなんて」(テレビ朝日系)など、多くの番組に出演中。ふたりとも、本作が声優初挑戦となる。

 

(ムー2018年11月号より抜粋)

構成=河上 拓 写真=木村哲夫

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