人類を監視する超常存在から警告と「バベルの塔」/ヒストリーチャンネル「古代の宇宙人」

人類の歴史は異星人が作った

人類における転換期には必ず説明不可能な出来事が目撃されている。それは単なる偶然に過ぎないのか、それとも人類の歴史は宇宙人によって操られていることの証明なのか?

古代宇宙飛行士説の提唱者たちは、歴史上、重要な転期には必ず地球外生命体の存在が重要な役割を果たしたと唱え、今もなお人類の状況を監視しているというのだ。

さらに、ある政府高官らによると、地球外生命体はすでに地球を訪問し、興味を持って人類の技術の進歩を見守っているらしい。カナダの元国防相、ポール・ヘリヤーも同様の内容を公言している。果たしてUFO現象は本当なのだろうか? 異星人が何千年にも及び、人類を監視していることなど有り得るのだろうか?

【バベルの塔】 解説=宇佐和通

聖書の「創世記」。ノアの箱舟の話の後に出てくるのが、同じくらい有名な“バベルの塔”の逸話だ。ぐっと縮めて紹介しておこう。

もともと、地球上のすべての人間は同じ言葉を話すひとつの民族だった。東に移動しながら生活していた人々は、シュメールで平野を見つけて定住した。人々は自らの力を誇示し、団結力を高めるため、“都市”と“天国への階段”=塔を築くことにした。やがて神が都市と塔を訪れるが、人々の団結力が自らの存在を脅かすことになるのではないかと心配する。人々が単一民族で、同じ言葉を話すからこうなった。神はそう結論した。そして神は人々が使う言葉をさまざまにして通じないようにし、意思の疎通ができないようにした。その結果都市と塔の建設は不可能になり、団結していた人々はバラバラになって世界のあちこちに渡り、街を作り、それぞれの言葉を話すようになった。こうして世界が分裂した。神が混乱をもたらした都市はバビロンと名づけられた。

バベルの塔の逸話を「宇宙の古代飛行士」論的な見地から解釈したらどうだろう。地球文明のテクノロジーを恐れる神=地球外生命体が積極的に介入したという図式に見立てることはできないだろうか。

この番組を見て、筆者がまっさきに思い浮かべたのは、核ミサイル基地上空に現れるUFOの目撃例の数々だ。UFOが出現すると車や電化製品が異常を来して動かなくなったり、誤作動したりするという話をよく聞く。しかしUFOが誤作動させるのはそんなに単純なものだけではないのが事実だ。

高度な管理プログラムで制御されているミサイル発射システムがいかにも簡単に“ハッキング”され、まったく動かない状態になったり、その反対に発射までのカウントダウンが始まってしまったりした事例はいくつも報告されている。

この番組でも、2013年にワシントンDCで行われた公聴会でカナダの防衛大臣を務めたことがあるポール・ヘルヤー氏をはじめとする政治家や科学者が、“地球外生命体による地球人類への働きかけ”についてさまざま語るシーンが紹介される。

古代の宇宙飛行士論的な見地から見ると、聖書は地球外生命体と古代地球人類のかかわり合いに関する年代記として読むことができる。この種のかかわり合いは、そのまま地球人類と神との関係に置き換えることができるからだ。そして、ノアの洪水であれバベルの塔であれ、そしてソドムとゴモラの逸話であれ、さらには『黙示録』における数々の記述であれ、聖書には地球外生命体と思われるものの記述に満ちている。聖書の読み方を考えさせられる内容のエピソードだった。

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