魔女の集会に潜入!〝ムー的ハロウィン〟レポート

10/31、魔女のサバトに参加してきました!

魔女? サバト? もしかして、山羊頭の悪魔を呼びだすっていうアレ?

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(↑フランシスコ・デ・ゴヤ作「魔女の集会」1797-1978年)

……と、眉をひそめた人がいるかもしれませんが、違ーう! 違います! サバトってのは、悪魔崇拝の儀式ではなく、魔女たちが季節の節目に行う祝祭なのです。ほら、日本にもあるじゃないですか、節分とか彼岸とか。あんな感じが近いと思います。

 

この日のイベントは2部構成。第1部は、主催者にして現役の魔女、「ムー」でもおなじみ、ヘイズ中村先生の講義でした。

講義のテーマは、ハロウィンならぬ「サーウィン(Samhain)」。古代ケルトに由来する収穫祭であり、冬のはじまりを告げるものです。また、魔女たちが行う「8つのサバト」のなかでも、重要なもののひとつです。

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(↑こちらは春の訪れを告げるサバト「ベルテイン」の様子)

ヘイズ先生によれば、サーウィンは「境目の日」。秋から冬への境目なのはもちろんですが、生の世界から死の世界への境目でもあります。

今ほど文明が発達していない時代、人々は秋の終わりに作物を収穫し、同時に家畜も、翌年のタネとなる個体だけを残し、塩漬けや干し肉にしました。そのため、サーウィンまでの2週間ほどは、「村が血に染まった」という記述が残っているそうです。

村のいたるところにある「死」。それは、当時の人々にとって他人事ではありませんでした。なぜって、これから訪れる厳しい冬が、いくつもの命を奪い去ることは明白なのですから。つまり冬とは、人間にとっても死を身近に感じる季節なのです。 魔女集会C_web

(↑ルーカス・ファン・ファルケンボルヒ作「アントワープ近郊の冬景色」1575年)

20世紀を代表する魔術師ディオン・フォーチュンは、このうした境目の日に世界の「霊的潮流が変わる」といっているそうです。魔女さんたちにとっては、ここがポイント!

秋から冬へ。生から死へ。そんなふうに潮流が変わる瞬間、エネルギーの流れがとまります。川をイメージしてほしいのですが、流れがとまったら、向こう岸に渡りやすそうじゃないですか。それと同じで、エネルギーがとまった瞬間を利用して、魔術的空間にアクセスするわけです。

 

というような、非常に興味深いお話をうかがった後、第2部へ突入。参加者の皆さんによる仮装大会とワークショップが繰り広げられました。何せ、参加者の多くが占いやスピ系のプロという恐るべきイベント。結果、魔女が魔女を占う……というシュールな光景に!

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占星術やタロット、アロマやハーブに関連づけられた占いなど、さまざまなワークショップを展開する参加者の皆さん。

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中には、仮装だけでなく、中身も魔女(かもしれない)という方々が……。

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さらには、ヨーロッパ伝統のハロウィン料理もふるまわれ、参加者一同大興奮!なんと、レシピの中にはヘイズ先生の直伝のものも。

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手前左側のお料理は〝Yams & Apples〟。サツマイモとリンゴを砂糖などいっさい加えずに煮た伝統料理で、ヘイズ先生の食卓にはよく出されるそう。シンプルながら素材の甘味が引き立てられていて、お肉料理にも合う万能っぷり……ですが、ネットで探してもレシピはどこにも載っていないとのことで、ここでしか食べられないプレミア料理でした。

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魔女の世界でのご挨拶は、〝Merry meet〟〝Merry part〟、そして〝Merry meet again〟。喜んで出会い、喜んで別れ、また会えたらそれを喜ぶ……その時々での出会いと別れを楽しむ、一期一会を大切にする考え方だそうです。一般人の生きる現代社会より、魔女界の方がよっぽど爽やか!?

 

というわけで、素敵な魔女さんたちと出会い、世間とは一味違うハロウィンを楽しんだムー編集部でした。Happy Helloween!!

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