2016年、大ピラミッドの内部が明らかになる!

文=宇佐和通

スキャン・プロジェクト始動!

greatpyramid
エジプトの考古学者グループが、最先端スキャニング装置を駆使し、大ピラミッドの東側側面の地表近くに〝異常な熱源〟を発見し、いまだ知られていない墓所の発見につながる可能性が見えてきた。

ギザから南に19キロ行ったところにあるダシュールのピラミッドでも温度の差があることがわかったが、0.1~0.5度とわずかだった。しかし大ピラミッドに限っていえば、隣り合って並んでいる石の温度差が最大6度もあるのだ。

これまでさまざまな検証が加えられてきた大ピラミッドだが、異常な熱源が発見されるのは初めてだ。

現時点では〝非侵襲的可視化技術〟という技術を中心に検証が行われている。今後は、ドローンやレーザー光線、そして宇宙線ミュー粒子を使った宇宙線ミューオンラジオグラフィの導入が検討されている。すべての検証が終了するのは2016年末だ。
さらに今後はギザ台地の三次元モデルを構築した上で、ピラミッドの建造方法が解き明かされていくことになる。

王家の谷のツタンカーメン王の墓所の壁に対しても同様の検証が行われたが、どうやら奥にこれまで存在がしられていなかった部屋があり、そこにツタンカーメン王の義母ネフェルティティが埋葬されている可能性が高い。

ごく一部だけ温度が違う。この事実には、それなりの意味があるはずだ。ピラミッド内部に気流が生じているとしても、それを起こすメカニズムがなくてはならない。それはたとえば、いまだに見つかっていない部屋や通路、なんらかの装置の存在だ。

熱源の正体や発生源が明らかになれば、ピラミッドの構造と機能、そして古代エジプト文明の本質がつまびらかにされるだろう。すべてがわかる2016年、ピラミッドから目が離せない。

文=宇佐和通

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