イエティが山を下りる!? 気候変動で獣人UMA活性化へ

文=宇佐和通

獣人UMAの生息圏が急拡大

ビッグフットあるいはイエティと呼ばれる、いわゆる雪男型UMAの目撃が世界規模で広がりを見せている。

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英国「DailyMail」より

 

イギリス、サウスグロスターシャーに住むスティーブ・ベリー氏は、2014年10月に登山旅行でブータンを訪れた。ブータン最高峰のガンカー・プンスム(海抜7570メートル)を登っていると、標高5340メートルのあたりで、一緒にいたガイドが雪原上に一直線に伸びる奇妙な足跡を見つけた。ガイドの話によれば、こういう状態の足跡が見つかったことはないという。一直線にきれいに並んでいたので、ユキヒョウなど四足歩行の生物が残したものとは考えにくい。

足跡は深いクレバスの向こう側にあったため、理屈から考えれば5000メートル以上の高度に住む二足歩行生物が残したとしか思えない。そこから4日間歩いて着いた村の住人によれば、一帯では全身が長い茶色の毛に覆われたイエティらしき生物が目撃されることがあるという。100メートル程度の距離から目撃した村人の話によれば、その生物の身長は人間くらいで、猫や犬に似た顔も長い毛に覆われていた。

足跡を目撃し、写真に撮影したベリー氏は次のように語る。

「イエティの伝説は知っていたが、昔の物語にすぎないと思っていた。ただ、足跡という物証を自分の目で見てしまった以上、想像上の生物ではないと考えるしかない」

現場の標高から考えて、足跡はシロイワヤギのものであるとする説もあるが、同じフレームに写っている岩の大きさと比較すると断定はできない。やはり、未知の生物が残したものなのだろうか。

 

ヨーロッパにもイエティ進出

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英国EXPRESSより

 

雪男型UMAは、スペインのスキーリゾートにも姿を現した。2016年2月9日、ピレネー山脈の一部、スペイン北東部のフォルミガルで、全身を茶色 がかった白い体毛に覆われた生物の姿をとらえたビデオがネット上で拡散した。撮影者については〝カンガルー〟というハンドルネームしかわかっていないが、 スキー場のスポークスマンは次のようにコメントしている。

「撮影者から直接話を聞いて撮影場所を特定し、調査を行いましたが、お客様に危険が及ぶような要因は一切明らかになっていません。いずれにせよ、監視体制は強化するつもりです」

 

さらにアメリカでも最新のビッグフット映像が公開された。ニューメキシコ州北東部、ギャラップ近郊の森林で撮影された赤外線映像にビッグフットらしき生物の影が写り込んでおり、アルバカーキーのローカールニュース番組でも紹介された。

このビデオにはビッグフット型UMA研究の第一人者として知られるアイダホ州立大学教授ジェフ・メルドラム博士も興味を示し、急きょタスクチームを立ち上げて現地入りし、詳しい調査を行うことになっている。

 

ビッグフット、イエティをはじめとしていくつか呼び名はあるが、大型の獣人UMAの目撃例は後を絶たない。ロシアでは科学アカデミーが組織する研究グループが存在し、主流派科学の枠組み内でもさまざまな検証が行われている。アメリカでもメルドラム博士が率いるグループが国際会議の開催についての具体的なロードマップを完成させている。

この種の生物が目撃されるのはアジア大陸やアメリカ大陸が圧倒的に多かったが、今回スペインで撮影されたビデオにより、ヨーロッパ大陸にも同じような生物が棲息している可能性が否定できなくなった。

一部の研究者が主張するように、地球温暖化も無関係ではないかもしれない。今後は、メルドラム博士やロシアの研究グループのリードの下、既存の枠組みにとらわれない形で国際的かつ学際的な検証が行われていくだろう。

文=宇佐和通

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