新型望遠鏡が捉えた不可視の生命体インビジブル・エンティティ

文=並木伸一郎

凹面レンズが反物質を撮影!

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2016年1月20日、理論物理学者のルゲロ・M・サンティリが新型望遠鏡を開発し、それを使って“あるもの”を調査したと発表した。調査に使ったのは彼が独自に開発した俗称“サンティリ望遠鏡”だ。凸レンズを用いた従来のガリレオ式ではなく、凹面レンズを装着した新型望遠鏡(特許出願中)によって、これまで肉眼では見えなかった不可視の生命体――インビジブル・エンティティを捉えることに成功した、というのだ。

サンティリによれば、物質の重力場における物質光と反物質光では進み方が違うため、反物質光は肉眼やガリレオ式望遠鏡では見えない。彼が開発した新型望遠鏡を使うと、負の屈折指標を持つ反物質光の検知が可能となるという。ただし、特許出願中という事情から、この特殊な望遠鏡のより詳しいメカニズムは公表されていない。

サンティリは、この見えない生命体=インビジブル・エンティティを次のようにタイプ分けしている。

タイプ1は、“Invisible Terrestrial Entities of the first kind=第1種地球由来不可視物”(ITE-1)あるいは「ダークITE」と呼ぶ。これは地球の環境内と月の軌道上で検知されるが、サンティリ望遠鏡を通じてのみ見ることができ、デジタル画像には明るい物体となって写るという。タイプ2は、“Invisible Terrestrial Entities of the second kind=第2種地球由来不可視物”(ITE-2)あるいは「ブライトITE」と分類している。彼らはその姿をいっさい現すことなくわれわれの大気圏内で活動しており、機密性が高い民間施設、産業施設、および軍事施設の近辺で検知されている。その施設の監視を行っている可能性があり、警戒を要する存在だという。

人間の角膜は凸状なので、サンティリ型望遠鏡だけでは反物質光が結ぶ写像に焦点を合わせることができないという。そのため、観察には物質光が結ぶ写像に焦点を合わせるためにガリレオ型望遠鏡が用いられる。

ガリレオ型望遠鏡がとらえず、サンティリ型望遠鏡だけがとらえた写像のうち、さらにレンズの汚れなどが原因ではないことが重ねて確認された画像――それこそ、通常では見えない“不可視の物質”なのだという。

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サンティリ望遠鏡とガリレオ望遠鏡を並べ、同じ設定のデジタルカメラを装着し、同時に撮影する。ガリレオ望遠鏡に写らなかったものこそが反物質=ITEである。

 

不可視生命体の実体を求めて

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「ガリレオ型/サンティリ型望遠鏡の使用を通じ、われわれは史上初めて、2種類の物体が地球環境内に存在する事実を示す実験的物証を得た。この論文で紹介した第1種および第2種地球由来不可視物は、肉眼およびガリレオ型望遠鏡では見ることができない。とりわけITE-1およびITE-2の構造的性質は、さまざまな理由から21世紀における科学知識を凌駕するものだ」とサンティリは論文に記している。

ITE-1およびITE-2は反物質光を放出するため、人間の肉眼およびガリレオ型望遠鏡に対して不可視状態になるという。

サンティリは今後の課題として「ITE-1およびITE-2の実体を明らかにし、その本質を理解することにある。その結果として得られるデータは、すべてアメリカ政府に帰属させたい」といっている。

ひとりの天才によって突如クローズアップされることになった〝不可視生命体=インビジブル・エンティティ”。それらがどういう存在なのか、サンティリと彼の新型望遠鏡の今後の調査に期待したい。

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理論物理学者ルゲロ・M・サンティリ。凹レンズを用いた新型望遠鏡で「未知の生命体」を発見した。

 

(ムー2016年6月号より抜粋)

文=並木伸一郎

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