アラスカの長毛獣人ヘアリーマンを追う!/ヒストリーチャンネル

文=宇佐和通

ビッグフットより大型の獣人

Hairy-Man

アメリカの〝アラスカ・トライアングル〟ーーアラスカ南東部のジュノー、北部のバロー山脈、そして州中央部のアンカレッジを結んだ広大なエリアで、奇妙な事件が相次いで起きている。アラスカの人口は73万8000人ほどだが、過去20年間で実に6万人もの人々が行方不明になっているのだ。

行方不明者が異常なまでに多い事実の背景には、伝説の獣人型UMA、ヘアリーマンの存在が見え隠れする。北西部からカナダにかけてはビッグフットやサスカッチ、フロリダ周辺に出没するスカンクエイプ、そして南部の怪生物ルーガルーと、アメリカ大陸に生息するといわれる獣人型UMAは枚挙にいとまがないが、アラスカ州では数百年前からヘアリーマンの存在が語られつづけてきた。

ヘアリーマンは、その名の通り全身を長い毛に覆われている。外見はビッグフットやサスカッチにそっくりだが、その倍ほども大きな体格をしている。過去の目撃証言の内容から推測する限り、ヘアリーマンの身長は4メートルを優に超える。鋭くとがった牙があり、性格も獰猛だ。

これを証明するような事件が1987年に起きている。

事件現場は、アラスカ州南東端、カナダ国境と接するあたりに位置するランゲル・セントアライアス国立公園周辺の道路だった。ある夜、夜道を車で走っていた男性が道路脇に不自然な形で止まっている車を見つけた。ハザードランプが点いていたので、事故だと思い、助けようとして近づいていった。懐中電灯で運転席側のドアを照らすと、血痕がべったりとついていた。道路上にも、すぐ近くの森に向かって血痕が点々と続いている。やがて、ものすごい悪臭が漂ってきた。むせながら少し先の木立を見ると、そこに巨大なクマのような生き物が立っていた。しかし、それは夜目にもクマではないことが明らかだった。全身を長い毛に覆われた巨大な人間のようだったのだ。目撃者は自分の車に走って戻り、猛スピードで逃げた。

現場のランゲル・セントアライアス国立公園は、この事件で一躍有名スポットとなった。

さらに、かつてアラスカ南部のポートロックという村で村人の失踪事件が相次いだ際、必ずといっていいほど〝巨大な毛むくじゃらの生物″が目撃されていた。

ポートロックは現在はゴーストタウンと化しているが、かつては鉱山の村として栄えていた。先述のランゲル・セントアライアス国立公園の近くにも鉱山があった事実からして、ヘアリーマンは、鉱山と何らかの関係がありそうだが……。

alaskatriangle
アラスカ州を覆う三角地帯は超常現象の頻発スポットだ。

 

「アラスカの恐怖 魔の三角地帯 ♯2 ヘアリーマンを探せ!」は、CS放送「ヒストリーチャンネル 日本・世界の歴史&エンタメ」にて6月21日(火)22:00~ほかから放送。

文=宇佐和通

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