魔女たちのハロウィン・パーティーで「百物語」が語られた!?

結界の中で魔女の祝祭を開催

去る10月22日(土)、本誌でおなじみの魔女にして魔術師、ヘイズ中村先生率いる「魔術研究会」の主催で、東京・秋葉原の某所にて、魔女的ハロウィン・パーティーが開催されました。

世間では「ハロウィン」ですが、魔女たちにとっては「サーウィン」。サーウィンとは、魔女たちが季節の祝祭として行う8つのサバトのひとつです。

はい、「サバト」と聞いて、悪魔を呼びだすアヤシイ儀式だと思った人はいますか?

それは誤解であります。繰り返しますが、正しくは季節の祝祭なのですよ。なかでもサーウィンは、収穫祭であり、冥界の帳(とばり)が開く日。日本のお盆に近い感じです。

例年、このイベントは、めったに表に出てこない先生方に占ってもらえたり、かな〜り濃い魔術アイテムが入手できたりするのが魅力なのですが、今年の目玉は「百物語」! さらに、百物語の最中に妙なものが寄ってこないよう、ヘイズ先生と、その親友にして神道の行者でもある瀧青(たきのあお)先生が、東西それぞれの方法で結界を張るという、世にも珍しい光景が。「その場面だけでもいいから見たい!」というマニアなファンも来場し、一同が興味津々で見守るなか、両先生が儀式を行いました。

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音・水・インセンスなどを使って西洋魔術の結界を張るヘイズ先生。
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神道の結界を張る瀧青先生。

 

これでひと安心! ということで、いざ、パーティー開始。毎度のことですが、ディープな品々とディープな先生方(笑)が、ずらりと並ぶのは壮観です。

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タロットカードもあれば、手づくりのお守りやロウソクも。ロウソクは、色によって効能が違います。

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伝統的なサーウィンの料理もふるまわれました。

 

会場が盛り上がるなかで、ゆるゆると百物語がスタート。会場の一角に有志が集まり、体験談を披露していきます。以下、いくつかの話のあらすじをご紹介しましょう。

 

「幼いころ、川で溺れかけてもうダメだと思ったときに、『こっちだよ』という声が。閉じていた目を開けると、見たこともないほど美しい景色が見えて、思わず見入っていると、だれかが手を引っぱってくれたような……。ふとわれに返ったら、岩場のすぐ横に頭を出している自分がいました。声をかけてくれた人を捜そうと、あたりを見回したのですが、だれもいませんでした」

 

「新宿の某通りで、交番の近くを通ったとき、黄緑色のスーツを着たショートカットの中年女性が、あおむけで手足を妙な方向へ折り曲げ、目をむいて交番の前に倒れているのを見ました。えっ!? 何!? と、かなり衝撃を受けて青ざめたのですが、妙なことに、横たわる彼女の至近距離、それこそ彼女の体につま先が接触するくらいの位置に巡査が立っていて、知らん顔をしているのです。まるで彼女が目に入っていないかのように……。背筋に冷たいものが走って猛ダッシュ。道を大きく迂回して目的地へ向かいました」

 

「あるとき、天使というものが存在するのなら、証拠を見せてみろ! と、天井に向かって訴えたことがあります。それから30分もたたないうちに、いつもの帰り道で角を曲がったら、足もとに大量の鳥の羽が落ちていました。気持ち悪いくらいの量なのに、まわりを歩いている人はだれも気にしていないのも不思議でした。天使は存在する! と、直感的に思い、疑ってごめんなさいと、心の中で謝りました」

 

「今年亡くなった愛犬が、幼かったころのことです。夕方ウトウトしていると、ふだんは鳴かない愛犬の叫び声が聞こえ、同時に強烈なビジョンが送られてきました。それは、とても低い位置からリビングを見あげ、右側に黒い柱のようなものがある、というものでした。驚いてリビングへ行くと、愛犬が右足から出血して震えていました。(ああ、さっきのビジョンは、この子の視点だったんだ!)と、瞬時に理解しました。黒い柱のようなものは、テーブルの脚だったのです。父に誤って足を踏まれた愛犬が、私に助けを求めたのだと、今も信じています」

 

などなど。ちなみに、この百物語は、冊子にまとめる予定だそうです。できあがりましたら、またご報告します!

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率先して怪談を語るヘイズ先生(手前)。その隣でカボチャをかぶっているのは高橋桐矢先生。

 

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