座敷童子に連れられて巨人と遭遇した!?/読者投稿

夢の中の勾玉が、現実にも!?

投稿者:くらべん さん/心霊・怪奇体験

20170122

2009年、ボランティアで遠野の民家に宿泊しました。近所でも座敷童子がふたりいるという評判の家でした。

その日、座敷童子を祭っている居間で寝ることになりました。12時すぎに就寝し、5分程度すると、突然、耳元でドラの鐘のような轟音が鳴り響き、音が止むやいなや、私の布団の周りで複数の子供が畳の上を走りまわる音と、笑い声が響きました。

次に、掛布団を3回に分けてずり下げられ、突然、首根っこをつかまれて上体を起こされ、そのままの姿勢で後方へ引きずられ、部屋の壁をすり抜け、家の外に出てしまいました。その直後、空を滑空しはじめ、民家の明かりも少ない、遠野の街の上を飛び、大きな衝撃とともに大きな日本家屋の中にいました。

 

目の前には、身の丈4メートルはあろうかと思われる巨人が。

 

その巨人から、「この家の中にある、マガダマ、金の指輪、宝石箱を探してこい」と命じられて、探しました。それを巨人に報告すると、また襟首を掴まれ、空を飛び、気づくと布団から飛び起きていました。

 

それが午前4時。

 

あまりにリアルな体験だったので、持ち帰ったはずのものを探しましたが、見つかりませんでした。

私は直後に家主に報告。飛んでいった方向を聞かれたので伝えると、それは早池峰神社の方角と一致。家屋に入る途中、鳥居をくぐりましたかと聞かれ、「くぐっていない」と答えました。さらには巨人が名前を名乗っていたかと聞かれましたが、名前はさすがに聞いていません。

 

家主から「名前が分かれば、もっと詳しくご説明できるのですが。この家で童に触られると、必ず鳥居をくぐってから家屋=早池峰神社に行くのですが、あなたを連れて行った巨人は、鳥居をくぐっていないので、もっと位の高いモノですね」と言われ、私はくやしくなり、すぐに居間に戻り、再度寝ました。

 

すると、また巨人が現れたのです。

 

巨人は「アタゴ」といいました。次に私が目覚めたのは、朝の8時。家主に「アタゴ」と伝えると、「わかりました。あなたを早池峰神社に連れていったのは、普賢坊という天狗ですね。元々は気の荒い猟師だったが、座敷童子のお姫様に諭され、お姫様のお付きになったと伝承のある人物です」と説明を受けました。

家主からは、「この家で不思議な体験をした人は、その日の12時までに早池峰神社にお参りするのがしきたり」と言われ、神社に参拝しました。その際に、ご神木と説明を受けた木を撮影したのが、添付の2枚の写真です。2枚目に不思議な光が撮影されました。

帰宅する際には、うつつの世界で持ち帰った金の指輪、マガダマ、宝石箱と同じものを、必ず現世でも見つけるようにと注意を受け、帰宅しました。

 

それから3か月後、実家に帰った際、両親に事の次第を説明。普段なら、笑い飛ばす父が、やけに神妙な顔で話を聞いています。

「おまえ、マガダマを探せと命じられたのか? 実は、本家にある」と言われ、早速、本家に父が交渉してくれて、写真のマガダマを入手しました。

 

本家の畑が、関東最大の前方後円墳、通称、男体山のそばにあり、昔そこで出土したものと聞きました。

なぜ、私の前に普賢坊が現れたのか? 物の怪達の行動原理は、自分の縄張り(土地及び人の心の中の)を広げ、恐れ、敬ってもらうことが徳を積むことになり、神様に近づくことになる。それが目的である、と家主に聞きました。

つまり、化けて出る相手を選ぶということだそうです。一般人よりも、著名人のほうが、人脈や人間関係、雑誌やテレビ媒体などに出演する機会もあるので、そのような人に自身の存在を示した方が、自分の縄張りを広げるためにはとても効率が良いのだ、とのことでした。

 

当時、私も仕事でTV出演や雑誌連載があり、マスコミ関係者と付き合いがあったので、「好都合だと思われたのでは?」との家主の説明でした。

私は遠野に土地勘はまったくありませんでしたし、それこそ早池峰神社の存在も知らず、アタゴの意味も知りません。また、夢の続きを見るということも非常にレアなケースだと思い、今でもあの体験が忘れられません。

座敷童子スポットでの夢のような体験と、ご実家でのマガダマが結びつくという、とても神秘的なレポートでした。残る「金の指輪」「宝石箱」とも出会いがあるのか? 気になります。

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