初夢が正夢に!? 神秘の予知夢術入門(1)

文=不二龍彦

予知夢と普通の夢の見分け方

予知夢と一般的な夢は、しっかり区別する必要があります。一般的な夢は、さまざまな感覚的刺激、生理反応、性欲や食欲などの欲望、溜め込んでいる感情、ストレスなどを核にして生じています。心と体は睡眠中も活動しており、睡眠中に起こっている心理的・肉体的な現象を夢として伝えているものなので、一般的な夢で展開されているものは、すべてが自分の「内部」からやってくる雑情報の一種といってもいいでしょう。

けれども予知夢は、1,2ともに、自分の「外部」からやってくる情報です。現象としては同じく夢ですが、映像や音声の発信元が、根本的に違っています。

先にも述べたとおり、予知夢であっても、発信元の情報は夢主の〃語彙〃に翻訳されるため、自分の「内」からきたもののように思われます。けれども実際は、自分の「外」から伝えられてきたメッセージなのです。

このように、予知夢は霊夢です。睡眠中の心理的・生理的な反応として見る夢とは、意味も役割も違います。必要があって見ている、見せられている夢ですから、一般的な夢よりはるかに強制性があります。たとえ目をそむけたくなるような悲惨な内容であっても、直視することを強いられます。見ざるを得ないのです。

また、非常に生々しいリアリティがあり、感情を激しく揺さぶります。よい知らせの夢なら、何ともいえない高揚感や至福感があります。また、よくない知らせの夢なら、激しい不安、恐怖感、動悸、深刻な気分が持続します。仮に夢主がその夢を無視するようなら、同じ夢を重ねて見させます。

予知夢は目覚めたあとも鮮烈に覚えており、脳裏から離れません。一般の夢は、目覚めてから数分ないし数十分で、あらかた忘れるのが普通です。起きたとたんに忘れることも珍しくありません。ですから、翌日になって細部を思い出せといわれても、ほとんど不可能です。けれど予知夢は違います。翌日どころか、数年後、あるいは数十年後でも覚えています。深く心に刻印されるのです。

予知夢には、いわゆる吉夢と凶夢がありますが、逼迫性があり、どうしても緊急に伝えなければならないのは、夢主や親族知人の身に起こる危険や死についてのメッセージです。そのため、筆者の知るかぎり、最も多いのは死に関する予知夢です。

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予知夢を見るコツ

最後に、予知夢を見るための一般的な注意を書いておきます。一般的な夢は、いわば睡眠中に発生している心や体のノイズです。それを極力減らすことが、予知夢へのアクセスにつながります。

感覚を刺激するテレビやラジオの音は、当然消します。照明も落とし、くつろいだ寝間着を着用し、不快感のない清潔な寝具で休みます。深酒は眠りを妨げ、混濁した雑夢の原因となるので避け、食事は就寝の3~4時間前に済ましておきます。要するに、瞑想を行う環境や心構えと共通していると思っていただけばよいのです。

霊側に尋ねたいことがあれば、眠る前に祖霊や守護霊、信仰している神仏に祈ってください。これらを実践したからといって、必ず予知夢を見られるわけではありませんが、続けることで心霊との通りは次第によくなっていきます。

(月刊「ムー」2015年7月号より)

文=不二龍彦

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