決めるな、変えるな、始めるな! 魔の「ボイド時間」活用術

協力=小野十傳、文=藤江 優、

「ボイド時間」とは?

最新の「ボイド時間」カレンダーはこちら

その時間帯に新しいことを始めると、必ず悪しき展開が待っている−−。それがボイド時間の作用だ。西洋占星術の世界では「魔の時間帯」「空白の時間帯」などといわれ、この時間帯に重要な打ち合わせなどを避ける占星術師や占星術愛好家は多い。たとえば、占星術に傾倒していたレーガン元大統領夫人は、ボイド時間を避けてスケジュールを調整するよう、大統領に強く進言していたという。

では、ボイド時間とは、具体的にどのような時間を指すのか?

西洋占星術で、太陽や月をはじめとする太陽系の天体が用いられることは、ご存じだろう。それらの天体は、個々の周期で12星座をめぐり、相互にさまざまなアスペクト(占星術で重視される天体同士の角度)を形成しながら運命の糸を織りあげていく。

ボイド時間は、そのなかでも月の動きに着目したものだ。月は、12星座を約28日間で1周し、ひとつの星座を通過する間に、太陽や金星などの天体と次々にアスペクトを形成していく。そうしたアスペクトを形成し終わったあと、その星座を抜けて、次の星座に移るまでの時間帯がボイド時間となる。

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牡羊座のボイド時間の例。

 

ボイド時間には「時効」がない!

じつは、ひとたびボイド時間を侵すと、遅かれ早かれ凶作用が表面化するといわれている。たとえば、ボイド時間に結婚したカップルは、いずれ離婚する可能性が高い。似合いのカップルと評判だった芸能人の結婚も、日取りがボイド時間だったがために、じわじわと関係が変化していった例がある。その裏には、ボイド時間の凶作用があったと考えられる。

とはいえ、知らず知らずのうちにボイド時間を侵してしまったり、知ってはいても外せない所用があったり、という状況はしばしば生じるものだ。そんなときには、あわてないこと。同時に、自分の身に降りかかりそうなトラブルをさまざまな角度から想定して、対策を立てよう。

たとえば、ボイド時間に出会った相手なら、適度な距離を置いて付きあえばよいし、ボイド時間に打ちあわせをしたら、基本的には聞き役に回り、決定事項を後で再確認すればよい。心がけと対応しだいで、ダメージは最小限に食いとめられる。

 

凶作用を逆手に利用する手もある

ボイド時間の過ごし方については、文末の「ボイドの掟」を参考にしてほしい。そしてこれ以外にも、ぜひ念頭に置いていただきたいことが3つある。

<その1> 自分の星座のボイド時間に行動を起こすことだけは絶対に避けよう。ボイド時間の凶作用には軽重があり、該当する星座に最も激烈な作用が降りかかるのだ。

<その2> ライバルのボイド時間を逆手に取る方法もある。たとえば、牡羊座の相手をギャフンといわせたいなら、牡羊座のボイド時間に打ち合わせなどを設定すればよい。あなたが黙っていても、相手は自滅するだろう。

<その3> ボイド時間には、そのことを自覚して行動しよう。これは特に、試験や試合などの場面でいえることだ。その場の全員がボイド時間を侵しているのだから条件は同じだが、知っているだけ有利だ。ほかの人間が凶作用に翻弄されるなかで、ここ一番の慎重さと集中力を発揮すれば、頭ひとつ抜けだすことが可能となるだろう。

 

ボイドの掟

毎月更新していく「ボイド時間」カレンダーを参照し、ボイド時間に入ったら以下の注意をよく守り、穏やかに過ごすことが被害を避けるポイントとなる。

  1. 計画を立てない
  2. 方針を変更しない
  3. 結論を出さない
  4. 重要な打ち合わせをしない
  5. 情報を信用しない
  6. 大きな契約をしない
  7. 創造的なことをしない
  8. 日常的なことは、いつもどおり行う

 

協力=小野十傳、文=藤江 優、

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