パワーストーン効果大事典/レモンカラーが金運を招く【シトリン】

文=高橋桐矢

レモンのようにさわやかで太陽のように暖かな水晶

パワーストーンの力を得たいなら、その石について知ることが一番の近道です。その石はどんな鉱物で、どんな歴史や伝説を持っていて、どんなふうに愛用されてきたのか―― 石のパワーの秘密を知ることで、その効果をより実感してみてください。

 

シトリン

黄水晶/Citrine

【テーマ】友愛・富・幸運

【基本データ】
主な原産国:メキシコ・ブラジル・チリ/硬度:7/比重:2.7/結晶系:三方晶系

レモンのようにさわやかで、太陽のように暖かい黄色は心を明るく照らしてくれます。金運を招く石とされています。
宝石言葉は「友愛」「希望」。トパーズと共に11月の誕生石です。

citrine_web【色と形によるパワーの違い】
蜂蜜色の石は希望の光を与えてくれます。オレンジに近い濃い黄色は繁栄と実りの象徴です。中に虹が輝くものは、さらなる幸運をもたらしてくれます。

【選ぶときのポイント】
濁っていないクリアな黄色が良品です。

【使い方のヒント】
◎叶えたい希望があるとき ◎商売繁盛 ◎体力を高めたいとき ◎人を呼び集めたいとき ○金運向上 ○ギャンブル運

【取り扱い上の注意】
特にありません。

【おすすめの組み合わせ】
+ガーネット=豊かな収穫
+ルチルクォーツ=財運

 

来歴と伝説

透明な黄色い水晶です。フランス語のレモンを意味するシトロンに由来します。
長らくシトリン・トパーズと呼ばれ同じく透明な黄色い宝石、トパーズと混同されていました。ヴィクトリア時代に大流行した黄色いトパーズは、実はシトリンだったと言われています。シトリンは、トパーズよりも軟らかくかつ割れにくいため、古来彫刻などに用いられてきました。

童話作家であり鉱物研究者だった宮沢賢治もこの石に心引かれた1人で、作品中で、シトリンとルビを振って夕空や薄明の空の描写に黄水晶を用いています。

 

鉱物としての特徴

石英の結晶で、黄色に色づいたものを言います。蜂蜜のような淡い黄色から濃いゴールデンイエローまで色合いはさまざまです。黄色の発色には鉄分、アルミニウム、リチウムが関わっています。

天然のシトリンは現在、めったに産出しません。1883年、ブラジルでアメシストを加熱すると鮮やかな黄色に変化することが偶然発見されました。以来、アメシストやスモーキークォーツを加熱したり、無色水晶を放射線処理して黄色くしたものが広く流通しています。宮沢賢治もこの手法に気付いていて、「黒水晶から黄水晶を作る」と父親あての手紙に書いていました。

 

(『実践!パワーストーン効果大事典』より抜粋)

文=高橋桐矢

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