甦るオーライグリーン! 生賴範義「ムー」カバーアートが復活する!

1979年の表紙画をジークレー版画に

「ムー」をはじめ、超常現象やオカルト、スピリチュアルを扱う雑誌の創刊号は、ほぼ必ず、美女のカバーアートが飾っていた。幅広く先鋭的なモチーフを意欲的に取り込むSFと、想像力を全開にするファンタジー、それらを抱く人間をつなぐ女神のような存在が、いわゆる「オカルト雑誌」が追求する世界を象徴していたのだ。

「ムー」では創刊号~5号までのカバーアートを生賴範義氏が手掛けていたが、創刊号から3号まで)は、やはり美女である。

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生賴範義画・月刊ムー 創刊号カバーアート。

その生賴作品が、文字通りに甦る。

「ムー」の表紙状態ではなく、「生賴作品」そのままの状態で、複製原画が制作販売されることになったのだ。原画から高精細にデジタルデータ化されたジークレー版画のクオリティは、美術品の世界でも用いられることがある技術。通常の印刷では再現しにくい独特の「オーライグリーン」ももちろん原画のままである。(詳細はこちらで)

2015年の没後、各地で生賴範義原画展が開催されている(今後も予定がある)が、雑誌や書籍のカバーアートとして描かれているイラストレーションの宿命として、を見る機会は貴重である。

SF、オカルト、ファンタジー、スーパーミステリー、「ムー」……今、当たり前のように思い描いている「世界」の原点が、ここに広がる。

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生賴範義画・月刊ムー 創刊3号カバーアート。
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生賴範義画・月刊ムー 創刊4号カバーアート。

 

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