オーパーツの基礎知識! クリスタル・スカル

現代技術を凌駕する文明の存在を示唆するオーパーツ

今、世界各地の古代遺跡や太古の地層から、さまざまな先進技術の片鱗や遺物などが発見され、考古学者たちを困惑させている。

たとえば、銃弾の痕跡が残る数十万年前の野牛の化石、数百万年前の地層から出土した合金製の壺など……。これらは、われわれの知っている人類の進化とまったく無関係なものであり、歴史的に見てもありえないものなのである。

このような、いわば歴史からの”はみ出し物”は、総称して「Out of Place Artifacts」(場違いな加工品)といわれ、頭文字を取って通称「オーパーツ」と呼ばれている。この名称は、アメリカの動物学者兼奇現象研究家であるアイヴァン・T・サンダースン博士が、著書「招かれざる訪問者」(1967年刊行)の中で提案したものだ。

アイバンサンダーソン
動物学者兼超常現象研究家のアイヴァン・T・サンダースン

現代技術では製作不可能!! クリスタル・スカルの謎

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  • 発見場所=中央アメリカ、ベリーズの古代マヤ遺跡ルバアントゥン
  • サイズ=高さ17センチ、幅12.5センチ、長さ17.5センチ、重さ約5キロ
  • 製作年代=紀元前1600年ごろ?
  • 推定製作目的=祭祀用の呪物?

オーパーツの中で、最も有名なものは「クリスタル・スカル」である。実はクリスタル・スカルは、世界各地にさまざまな種類が存在しているが、とりわけ有名なのが、上記の写真の通称「ヘッジス・スカル」なのだ。

発見されたのは1927年。イギリス人探検家ミッチェル・ヘッジスが、当時、イギリス領ホンジュラスだった中央アメリカのベリーズにある古代マヤ遺跡「ルバアントゥン」を探索中に発見したと伝えられている。スカルの名前は、発見者の名にちなんで「ヘッジス・スカル」と呼ばれる。

ヘッジス
イギリス人探検家のミッチェル・ヘッジス。

きわめて透明度の高い水晶で作られたヘッジス・スカルは、驚くべきい逸品であった。こめかみと頬骨部分を除けば、解剖学的に見ても非常に正確な形をしており、女性の頭蓋骨を模して作られたものと考えられている。後に、ヘッジス・スカルを基に、モデルとなった女性の顔を復元した画像が公開されている。

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復元された女性の顔。

驚くべきはそれだけではない。なんと、ヘッジス・スカルは下顎部分が外れる仕組みになっており、下から光を当てると、全体が虹色に光るプリズム構造をもっていたのである。

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