オーパーツの基礎知識/ハトホル神殿の電球レリーフ

古代エジプト人は電気を操っていた!?

イギリスの科学誌「ネイチャー」が1892年2月29日号で、興味深い論文を発表した。それは、

「エジプトの古い神殿には、奇妙なことにどこにも『火』を燃やした形跡がない。最奥部の光がまったく届かない部屋にさえ、その形跡がないのだ。

これまでは、固定式の鏡と可動鏡を使って太陽光を内部に採り入れて建設作業を行っていたため、たいまつが不要だったと考えられていた。

ところが、鏡や可動鏡などの装置を描いた絵も遺物も、何ひとつ出土していない。そこで独創的ではあるが、古代エジプトの神殿内部が『電気』を使った照明によって照らされていたという説も検証すべきではないだろうか?」

と。周知のとおり、電気の存在が初めて知られたのは、1752年にアメリカの科学者、ベンジャミン・フランクリンによる「雷と凧の実験」である。

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ましてや、電池も1800年にイタリアのアレッサンドロ・ボルタが発明したものが最初であり、われわれの知る史実では、それ以前に電気の存在はなかったはずなのである。

しかし、前述の電気技師ヴォルター・ガルンがレリーフを基に製作した電球も、見事に光輝いており、この事実が「ネイチャー」誌の仮説を裏付けているといっても過言ではない。

仮に、古代エジプトに電気が存在していたとして、いったいだれがその「叡智」を授けたのか? 今もって不明である。

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