相次ぐ「隠されたピラミッド」と古代文明の発見/ヒストリーチャンネル「古代の宇宙人」

衛星写真が遺跡を発見する

赤外線衛星技術が検知したエジプト地中のピラミッドの存在や、空中発射レーザーで発見された中南米ジャングルの地下の失われたピラミッドの数々―。今まで想像できなかった数々の発見を受け、多くの研究者たちは、いま私たちは新たなピラミッド発見の時代に突入したと考えはじめている。21世紀に入ってからも、数々の調査によってピラミッドにまつわる新事実が次々と発見され、歴史をも書き換えそうな勢いだ。

考古学者たちは、ペルーのピラミッドがエジプトのものよりも古いという見解を示している。さらに近年の調査の結果を受けた専門家は、インドネシアの巨石遺跡が、2万年前の失われた文明によるピラミッドではないかと疑い始めている。

これらの新事実は、いくつもの古代文明によって行われたピラミッド建造について、どのようなことを証明しているのだろうか?

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【隠されたピラミッド】 解説=宇佐和通

ピラミッドと聞くと、エジプトを思い浮かべる人がほとんどなのではないだろうか。しかし、ピラミッド状構造は世界中に点在しているし、赤外線衛星技術によってエジプトの地中に4つ目のピラミッドが存在する可能性が高まっている。それに、世界最大のピラミッドはクフ王のものではなく、メキシコのプエブロ州サン・ペドロ・チョルーラにある階段ピラミッドだ。あまりにも大きく、頂上に教会まで建っているので、普通の丘だと思っている人が圧倒的に多い。

アマゾンの密林に隠れて存在するピラミッド群もある。NASAの衛星画像によって確認されたパラトアリのピラミッド群は、独特の配置で有名だ。大きなピラミッドがひとつ、そして少し離れた場所に8つの小さなピラミッドが整然と並んでいるのだ。未知の古代文明の遺跡としてとらえる専門家も決して少なくない。

かつては古代エジプト文明だけに限る形で行われてきたピラミッド研究だが、現在は全世界レベルにスコープを広げて行われる“ピラミッド構造学”というニュアンスが高まりつつある。これだけ多くのピラミッド状構造の存在が明らかになった今、研究はまったく新しい段階に入ったといえるのではないだろうか。

こうした中、ペルーで見つかったピラミッドが実際はエジプトのものより古いという可能性を打ち出す研究を行っている専門家もいる。また、インドネシアにある巨石遺跡の本質が、2万年前の失われた文明によるピラミッドだったという説もある。世界中にピラミッド構造が点在する事実は、衛星画像からも明らかだ。問題は、こうしたピラミッド状構造が果たした役割だ。

エジプトのピラミッドに関しては、大地から吸い上げたエネルギーを何らかの形に変換して放出するという変電器のような役割を果たしていたのではないかという説がある。ならば、ほかの地域に存在するピラミッドにも似たような機能が持たされていたと考えても無理はないはずだ。ピラミッドがこうした働きをする巨大装置だったとしたら、それは何を意味するのか。

さらには、世界中のピラミッド状構造が地球全体を覆う規模のパワーグリッドを形成していたという仮説がにわかに注目を集めつつある。テスラコイルのような機能を搭載したピラミッドがパワーグリッドを形成し、それによってエネルギーが地球全体に行き渡っていたというのだ。

“エジプトのピラミッド”という限定的な枠組みから脱却した形で進められるピラミッド構造学的見地からの検証は、まだ始まったばかりだ。古代地球に存在していたテクノロジーに関し、何かが明らかになる日もそう遠くないかもしれない。そして世界中のピラミッドが巨大ネットワークとして機能していた可能性を全否定する姿勢は、ただ理不尽だ。

 

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