驚異の遺跡「プマプンク」/ヒストリーチャンネル「古代の宇宙人」

精緻な古代巨石遺構の謎

古代宇宙飛行士説の提唱者であるジョルジョ・ツォカロスが、地球上最も謎に包まれた土地、プマプンクを訪れる。

ボリビアの首都ラパスから40マイルに位置するアンデス山脈麓に、この謎多きプマプンク遺跡がある。高度12,000フィートの高原砂漠にあるこの地では、地球上で最大規模とされる膨大な巨石が多く見つかっている。一般的な科学者は、この巨石は約2,000年前の原住民の手によって作られたと見ているが、1945年に考古学者のアーサー・ポスナンスキーは、プマプンク遺跡は紀元前15,000年前のものだと主張。さらに古代宇宙飛行士説提唱者は、プマプンクの巨石の精密さは何等かの先進技術がもたらされた結果だと指摘している。この遺跡が地球外生命体によって作られた可能性を探ってゆく。

 

 

【驚異の遺跡「プマプンク」】 解説=宇佐和通

“オーバーテクノロジー”という言葉をご存じだろうか。その時代ではありえないテクノロジーで作られた遺物がオーパーツと呼ばれることはよくある。筆者は、オーバーテクノロジーという言葉が、オーパーツ的な遺跡を包括的に形容するニュアンスとして使われることが多いという印象を受けている。

この言葉が最大限に表現されていると思われる場所が、南米ボリビアのプマプンク遺跡だ。首都ラパスから40マイル離れたアンデス山脈内の高原砂漠に位置するこの遺跡の第一の特徴は、高い水準の工業技術が存在したことを思わせる巨石の数々だ。遺跡内のあちこちに転がっている多くの巨石は、レーザーで切り出した後に研磨をかけたような、滑らかな質感をしている。

プマプンクは、主流派科学の枠組みに沿った形で言うなら、ティワナク遺跡の一部ということになる。遺跡の中心構造からは少し離れたところにあり、ピラミッド状の構造も見られる。紀元前1~2世紀に文化が生まれ、最盛期は750~1100年というタイムフレームで語られることが多いが、1万5千年前に作られたとする説もある。

ひと言で形容してしまえば巨石文明の遺跡ということになるのだろうが、ここで使われている石が採れる場所は近くて10キロ、遠くは100キロも離れているのだ。前述の時代を生きていた人々はどのように石を切り出し、運び、研磨して積み上げたのか。隙間を埋めるためのモルタルなどは一切使われておらず、一つひとつの部品のように切り出した巨石が積み上げられただけの構造なのだ。ひとつひとつのパーツとなる巨石を隙間なく積み上げるという技術は、全体像をイメージしておいて、それを基に石を切り出して運び、磨き、積み上げていかなければならない。西暦750~1100年に最盛期を迎えた文明の遺跡であるとしても、その時代にこれだけのプロセスを完璧にこなす技術力を有する民族が存在したとは考えられない。

だからこそーー。

プマプンク遺跡は紀元前1万5000年前に作られたという説にリアリティ、そしてある程度以上の説得力が感じられるような気がするのだ。主役となったのは、“神”とか“天からやってきた人々”と形容される存在だ。そういう存在が、いってみれば都市のプロトタイプのような形でプマプンクをデザインし、自らのテクノロジーを移植していくスタートとしてのプロジェクトを実行したのではないだろうか。番組で現地レポートを行うジョルジオ・ツォカロスのいきいきとした表情も印象的だ。

 

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