遺跡に秘められた「宇宙人からのメッセージ」/ヒストリーチャンネル「古代の宇宙人」

古代遺跡が示す「言葉」

ジョルジョ・ツォカロスが、地球上に残された遺跡のあらゆる刻印や描画、建造物に隠された謎に迫る。それらの遺跡は、どれも地球上の反対側にあるにも関わらず酷似している面が多い。エジプトのピラミッドはオリオン座の位置を見事に再現しており、メキシコ中部のピラミッド型の建築物とも合致する。インドの聖なる象形文字は、ペルーの砂漠の地表に刻まれたものと共通している。そして現代のイギリスで発見されたミステリー・サークルは、ニューメキシコ州のロズウェル周辺で発見された石に刻まれたデザインと合致する。

果たしてこれらは偶然の一致に過ぎないのだろうか? 人類の最大の問いである、私たち起源を紐解く答えは、エイリアンのメッセージとして地球上の至る所に存在しているのではないだろうか?

 

 

 

【宇宙人のメッセージ】 解説=宇佐和通

ダーウィン進化論という枠組みの中で地球人類の進化を考えるなら、ホモ・エレクトスからホモ・サピエンス、そしてネアンデルタール人という過程があったはずだ。その間、生き残るためのノウハウが蓄積されながら何世代にもわたる種としての生まれ変わりが繰り返された。

こうしたプロセスにおいて蓄積されたのは、サバイバル本能だけだったのだろうか。それが中核となったことを仮定するのに異論はないが、人類を人類たらしめるほかの要素も深く関与していたのではないだろうか。

筆者がいいたいのは、こういうことだ。エジプトとメキシコのピラミッド状構造の配置がオリオン座に酷似しているのは単なる偶然なのか。インドの神聖な紋章とペルーの地上絵のモチーフがまったく同じ模様に見えるのはなぜか。同じ時代にそれぞれ地球の反対側で栄えていた古代文明が同じ紋章や意匠を聖なるものとしてとらえていた理由を説明できる文献は存在するのだろうか。

さらにいうなら、世界各地の創世神話の内容がよく似ていて、ほぼ例外なく空から降りたつ存在が登場する理由は何か。文字の形で残っているものであっても、よく似たモチーフが使われている遺跡であっても、そこには古代から現代までを貫く形で続くメタナラティブ的な意識があるのではないだろうか。

問題は、そうした共通意識を植え付けたものは何だったのかということだ。これは進化論のみならず、考古学や歴史学分野まで含めた学際的な検証が必要になるのではないだろうか。欲を言えば、主流派科学の枠組みからは外れるID理論やクリエイショニズムまでを盛り込んだ議論がオフィシャルな形で行われるチャンスはないのだろうか。

さまざまな形で自分たちの存在を示唆する遺物を残したものたちがいたとしたなら、いまだひとつにまとまり切れない地球人類を見て何を思うだろうか。そして、こうしたものが古代の地球に関与した事実を示す証拠は、これから先見つかるのだろうか。

この番組は、“古代の宇宙飛行士説”論陣の中心人物であるジョルジオ・ツォカロスが世界各地を飛び回ってフィールドワークを行うというフォーマットに基づいて進行していく。やはり、こういうテーマを論じる時は文献学的アプローチではなく、フィールドワークを中核に据えてものごとを進めていくほうが、説得力に圧倒的な差が出ることは否めない。耳を貸す者がいようといまいと、今のところは、こうした地道な検証を重ねていくしか方法はなさそうだ。

 

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