平成UMAと「ファンシー絵みやげ」~〇ッシー鹿児島編・オマケ

文・写真=山下メロ

南国の和製ネッシー

 

前回の「鹿児島編」はこちら

 

 

平成バブル時代になっても、なぜか昭和にブームとなったUMAがイキイキと躍動している場所があります。それは、そのUMAに関連する観光地の土産店です。全盛期を迎えていたファンシー絵みやげのキャラクターとして復活していたのです。今回は前回に引き続き、有名なスコットランドのネス湖で目撃された巨大生物ネッシーの鹿児島県指宿市池田湖バージョン・イッシーをさらに掘り下げます。

 

 

池田湖では、このように湖畔にイッシーに関する立て看板や、イッシーの像があります。道行く観光客は、ここでイッシーに乗って写真を撮るのです。

 

 

前回はイッシーのスペルがバラバラであり、まるで同じスペルを使用してはいないようなミステリアスさについて紹介しましたが、イッシーにまつわるエピソードはそれだけではありません。それは池田湖畔にある土産店でイッシーの状差しを保護し、それを持って記念撮影などしていたときです。なにか視線を感じました。

 

 

振り返ると、なんとイッシーの大きなファンシー絵みやげ暖簾(のれん)があったのです。

 

 

そしてそこは酒店のようで、お酒の看板やのぼりに混じってイッシーの暖簾がまるで象徴のように掲げられています。

 

私が感じたのはイッシーの視線だったのでしょうか。

よく見ると、すぐその横で少し怖い感じの男性がムスッとした表情で見ています。どちらの視線なのかは分かりません。お店の方と思しきその男性は、渋い雰囲気の方で、ニラミをきかせており「ファンシーな観光地みやげ」の話などできる空気ではありません。

 

しかし酒店といえども、ファンシー絵みやげ暖簾がディスプレイされているのですから他にもファンシー絵みやげが売っている可能性が高い。怖い男性に怯えながらもその酒店に入りました。

 

メロ「表にかかってる暖簾みたいな商品ありますか?」

男性「ここはお酒のお土産だけなので、そういったものはないよ」

メロ「表にかかってる暖簾は買えませんか?」

男性「あれは売りもんじゃないよ」

メロ「ひぇぇぇ……すみません……そうですよね……お店の象徴ですよね……」

男性「欲しいならあげようか?」

メロ「えっ……お店の象徴じゃないんですか?」

男性「いや、こんなの飾ってたことさえ忘れてたよ。はい、取ろうか」

メロ「あ、慣れてるので自分で取りますよ!」

男性「いいよいいよー」

 

そういうと、男性はビールケースをふたつ重ねてひょいと乗り、暖簾を外してくれました。

 

 

流れるような展開で、暖簾をはずして手渡してくれました。ナイスガイです。しかし、やはりムスッとした表情は崩れていません。しかし、せっかく暖簾を外してくださったので、記念撮影をしたいと申し出るとご快諾いただけました。

 

近くを歩いていた方に頼んで撮影していただいたのですが……なんと……

 

 

ピースサインをしてくださいました!!!

 

実は、見かけによらずとてもお茶目な方のようで、驚きました!!

 

 

こんな驚きの展開が起きるとは、これもイッシーのパワーでしょうか。

 

 

さらにこんな商品もありました。

 

商品には「旅の思い出」というシールのみ!本体のどこにも「イッシー」とは書かれていないのに「イッシー」として販売!……商魂たくましいですね。そして「イッシーのたまご」ということで、ファミコンのパズルゲーム「ヨッシーのたまご」を思い出しました。

 

 

では、最後に、こちらのキーホルダーをご覧ください。

 

 

どうも恐竜のようなキーホルダーですが、「池田湖」のタグがあり、体にうっすら「イッシーくん」という文字が書かれています。なるほど、まさにイッシーのアイテムですね。

 

しかしこれを裏返すと……

 

 

なんと「ぶろんとザウルス」……

つまりコレ、恐竜ブロントザウルスのキーホルダーを流用したわけですね。

いや、消しましょうよ「ぶろんとザウルス」の文字。

裏側までチェックが行き届かなかったのでしょうか。

 

 

 

では、また次回。

文・写真=山下メロ

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