ヒル夫妻アブダクション事件の新証拠「異星人DNA」

文=並木伸一郎

ベティ・ヒルの服の残留DNA

未確認飛行物体=UFOとおぼしき飛行物体の目撃・遭遇は古代より数多報告があり、太古の遺跡からはUFOはもちろん、異星人が地上に降り立っていた可能性を示すものも発見されている。同様に、神話や伝承にもその存在を示唆するものがいくつもある。だが、いずれも決定的な証拠とはなりえず、UFOと結びつけたいがゆえの歪んだ解釈であるという主張によって退けられてきた。

ヒル夫妻が拉致されたUFOのイメージ画。ホットケーキのような機体から伸びた羽根のようなものが赤く点灯していた。

 

ところが、20世紀に入ると目撃事例が増加。有力な証拠となりえる写真や映像、さまざまな物的証拠が挙げられるようになった。そして1947年6月4日、アメリカ人のケネス・アーノルドがワシントン上空で9機のUFOを目撃。彼の報告が端緒となり、「フライングソーサー(空飛ぶ円盤)」という言葉が世界中に拡散された。それから、14年後の1961年、人類は異星人によるアブダクション事件に恐怖することになる。アメリカで最初のUFO誘拐報道となる「ヒル夫妻誘拐事件」が発生したからだ。あまりにも有名なこの事件は新聞や出版物をはじめ、さまざまなメディアで取り上げられてきたが、しばしば批判的な意見にさらされてきたのも事実だ。それは事件の証拠となるのが彼らの記憶だけであり、その記憶の大半が催眠療法によって呼び覚まされたものであったからだ。

だが実は、決定的な証拠となるものが21世紀になって得られている。なんと、異星人のものとおぼしきDNAがヒル夫人の衣服から検出されていたのだ!

異星人に誘拐されたヒル夫妻。手にしているのは事件が掲載された新聞。

 

付着していた「ピンク色の粉」

ベティが誘拐時に着用していた服は、混合色のブルー地にゴシック模様がプリントされたワンピースだ。帰宅後、ベティがドライブ中に身につけていた靴や衣服をクローゼットにしまおうとしたとき、ワンピースの縁やジッパー、裏地などが裂けていることに気がついた。後日、あらためてクローゼットから取りだした際、ピンクがかった色の粉が付着していたが、由来にはまったく心当たりがなかった。一度はワンピースをゴミ箱に投げ捨てたが、気が変わり、物干し綱にかけておいた。粉は風に飛ばされてなくなったが、ワンピースにはシミで変色した箇所がいくつも残った。

誘拐されたときにヒル夫人が着ていたワンピース。異星人のものと思われるDNAが検出された。

 

なぜ、ワンピースにシミが残っていたのか?

ベティによれば、異星人に拉致されたとき、ふたりの異星人が、ベティが暴れないように脇の下にしっかりと手を入れて、UFO内に連れ込もうとしたという。だが、ベティは必死の抵抗を試み、足を振り上げめちゃくちゃに蹴ったという。このとき着用していたワンピースは、そのせいで相当なダメージを受けたと思われる。またベティが体を検査された際、異星人たちはワンピースのジッパーにてこずっていたが、やがてワンピースは脱ぎ捨てられ、床に無造作に放り投げられていたという。

異星人たちから解放され自宅に戻った夫妻は、すぐさま服を脱ぎベッドで眠りについた。そのときベティはワンピースをたたみ、クローゼットにしまったという。悪夢のような事件から数日後、ベティがクローゼットからワンピースを出すと、そこにはピンク色の粉が大量に付着し変色していたのだ。バーニーが事件当時着用していたスーツも確認したが、ピンク色の粉も変色も見当たらず、ダメージは一切なかったという。

 

(ムー2019年12月号より抜粋)

文=並木伸一郎

  • 1

関連商品

ムー2019年12月号

890円
2019/11/09

この記事と同じトピックを探す

関連記事

編集部おすすめ

アクセスランキング

  • デイリー
  • ウィークリー
  • トータル