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つちのこ共和国の国王に謁見し、パスポートを手にする/山下メロ・平成UMAみやげ

バブルをまたいだ平成は、いわゆるオカルト事象がやんわりと世に受け入れられていた時代でもある。「ファンシー絵みやげ」研究家の山下メロが、当時を彩った”UMAみやげ”の世界をご案内。
今回は、山下メロがついに「ツチノコ共和国」へ潜入!

文・写真=山下メロ

前回のあらすじ

三重での保護活動中に出会った奈良の方の車に乗せてもらい、奈良市へ向けて山道を北上していました。車中で、乗せてくれた方がムー民であることを知り、色々オカルトの話などをしているときにたまたま通過していた下北山村。
「ここはツチノコ共和国がある 場所ですよ」と教わりました。
そこで見えた看板に「下北山温泉」の文字。

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ファンシー絵みやげ保護活動のためにその施設の売店を調査するも見つからず。しかしロビーにツチノコの置き物が。それについて店員さんに問い合わせたところ、なんと「ツチノコ共和国の創立者」に連絡をとってくれ、しかも「今から王宮に来ませんか?」というお誘い……。

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ツチノコの置き物に貼られたツチノコ共和国のステッカーは、まぎれもなくファンシー絵みやげにも通ずるイラスト。これはどうしても欲しい。そして気になる。あたりは真っ暗だが、無事王宮へたどり着けるのか……。

いざ王宮へ……

土地勘のない村の真っ暗な道を移動して、約束していた場所でたどり着くと、なおも真っ暗。確かに建物という目印はあるのですが、真っ暗で不安になります。

「山下さんですか?」
暗闇から“国王”である野崎さんが現れました。

「はい。突然ご連絡して、夜分にすみません」
「この近くだからついてきて」

そういって車に乗り込むと、あっという間に消えていきました。暗くて曲がりくねった道を、こちらも必死について行くと、そこに王宮が鎮座していました。暗すぎて写真はありませんが、是非その目で確かめてください。さっそく中へ入ると、ツチノコグッズがお出迎えです。

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まさにあのツチノコの置き物に貼られていたシールと同じイラストです。1989年から色々と商品を作られたそうで、すでに廃盤になっているものも多数ありました。しかし、訪問した時点でシールやぬいぐるみなど今も在庫が残っているものがあり、それらを買わせていただきました。

さらに奥へ進むと……

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