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バタンバタンと揺れる棚の側面は波立っていた/怪奇ミステリー体験

読者から投稿されてきた、不思議で神秘的な出来事をご紹介。
今回は、地震でもなく、家ごと揺れるでもなく、棚だけが揺れたという体験談です。

「棚だけ」が大揺れする怪異現象

◆岐阜県/Nさん

 あれは今から3年ほど前のことでした。確か春先のことだったと思います。ある日の午後、食事を終え、母とふたりでたわいのない話をしていたときのこと。突然、部屋の隅にある、私の洋服や小物を収納するのに使っている縦長の木製棚が、ガタガタと左右に大きく揺れはじめました。
 その瞬間、私と母は大きな地震が来たと思い、あわてて身構えました。
棚はますます大きく、右に左にバッタンバッタンと音を立てて揺れつづけています。
 私は焦りながらも、何とか母と自分の身を守らなければと、必死に周囲を見まわしました。そのとき、私は奇妙なことに気づいたのです。
 どういうわけか部屋の中にあるほかの家具は、まったく動いていません。激しくガタガタと音を立てて左右に揺れているのは、何とその棚だけでした。
 驚き、青ざめ、震えている母にそのことをいうと、
「あっ、本当……地震じゃないみたい。でも、それじゃあどうしてあの棚だけが……!?」
 と、目を見張って棚を見つめています。
 どう考えてもわけがわかりません。
ほかの家具だけでなく自分の足下も家自体もまったく揺れていないのに、その部屋の隅に置かれた棚ひとつだけがガタンガタンと左右に揺れているのです。
 そのうち私は、もうひとつ奇妙なことに気づきました。その棚の左の側面が、まるで波立つ水面のようにゆらゆらと揺れ動いています。
 ゆっくりと棚に近づいてみました。
そして、そっと棚全体を眺めてみたところ、そんな風にゆらゆらと水面のように揺れているのは、やはり棚の左の側面だけでした。
「何だろうねえ、これ。何だか気味が悪いねえ」
 と、私のそばに来て、その奇妙な揺れかたを見ながら、母も首を傾げています。確かにそれは母のいうとおり、何とも気味の悪い揺れかたでした。
 棚の揺れは、恐らく始まってから3分ほどたったころからだんだん小さくなっていき、やがてピタリと収まりました。私と母は棚の揺れが完全に収まるまで、その場で、ただ呆然と立ちつくしているしかありませんでした。
 その後、母とその棚の奇妙な揺れについて話しあいましたが、さっぱり原因がわかりません。試しに棚を揺らしてみることにしました。ところが、棚には私の洋服や小物のほかに本なども入れてあるせいか、思ったよりも重く、とても私の力では動かせません。
 恐らくあれほど激しい揺れを再現しようとするならば、大人の男性が何人かで力を合わせなければならないでしょう。
 母とあらゆる可能性を考えましたが、一向に答えは見いだせませんでした。もうこうなると、その棚が気味悪くてたまりません。
 お気に入りの棚でしたが、そんな無気味な出来事があってから数日後、母と話しあい、処分することにしました。
 今でもときどき母とあの棚の話をします。しかし、あれがいったいどういうことだったのか、今もまったくわかりません。どなたか私たちの疑問を解いてくれませんか?

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すぐそこにある不思議

悪い予感が的中! 白ヘビが入院中の知人をあの世へ道連れに
◆島根県/Aさん

 すでに25年も前のことになります。当時、私はある病気を患い、とある病院に入院しました。そこでIさんという男性と親しくなり、毎日楽しくおしゃべりなどしていました。
 約4か月後、私の退院が決まりました。そのとき、彼がお祝いにと私の写真を撮ってくれました。私も彼の写真を撮ってあげました。
 後日、できあがってきた写真を見ると、私の写真はふつうに撮れているのに、彼の写真には写るはずのない白いウロコのヘビがいっぱい写りこんでいました。私は悪い予感に震えあがり、彼にはその写真を渡せませんでした。
 それから約1か月後のこと。病院の関係者から、彼が亡くなったことを聞きました。突然、容態が悪化したとのことです。 私は自分の悪い予感が当たってしまったことに愕然(がくぜん)としました。あのとき私には、あの写真の中の白ヘビが、死に神の使いのように思えたのです。彼がちゃんと成仏してくれたことを心から祈るしかありません。

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