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”バナナ男”が大西洋を隔ててシンクロ誕生した話など/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2020年7月号、第435回目の内容です。

文=南山宏


シンクロバナナ

 同姓同名の男性ふたりが、偶然にも同じ〝バナナ男〟の扮装でインターネット・ソーシャルメディアのプロフィール欄に登場した。
 ふたりのベン・コドリントンに姻戚関係はなく、大西洋を隔てた英国ケント州ブロムリーとカナダのトロント市で、それぞれ21年前に数週間の時を隔てて誕生した。これも偶然だが、両人とも理系の大学生で、イギリスのベン・コドリントンは地質学を専攻し、カナダのベン・コドリントンはコンピューター科学が専門だった。
 その後、お互いの存在を知ったバナナ男ふたりは、トロントで初顔合わせしてすっかり意気投合し、生涯の竹馬の友となった。


フーセンペンギン

 遠い〝南極から〟はるばる取り寄せたという触れ込みの〝極めて貴重な希少種のペンギン〟をぜひこの目で見たいと、中国南部の楡林(ユーリン)市で賑々しく開園した亀山動物園に大喜びで押し寄せた観光客たちは、そのペンギンの正体を知って今度は怒りだした。
 無理もない。英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」2017年12月1日付によれば、オープン前の宣伝ポスターには愛らしいペンギンや美しいクジャクなどの写真が飾られ、「子供たちが珍獣奇獣を知り、野生動物の生態を学べるチャンス」と大きな教育効果を宣伝していたからだ。
 だが、ペンギンはただの動物風船で、〝珍獣〟の檻にいたのはガチョウが2羽とカメが1匹とニワトリが数羽などと、どこにでもいる平凡な動物ばかりだった。


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