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ギリシアで口に出せない禁断の名前「キリアコス」氏の受難/南山宏・ちょっと不思議な話

「ムー」誌上で最長の連載「ちょっと不思議な話」をウェブでもご紹介。今回は2020年5月号、第433回目の内容です。

文=南山宏


後ろ歩き男

 去年の7月25日、インドネシアは東ジャワ島民のメディ・バストニ氏(43歳)は、森林保存運動を盛り上げるデモンストレーションの一環として、自宅のあるドノ村を出発点に〝後ろ歩きマラソン800キロ〟を開始した。
 達成した暁には、首都ジャカルタのジョコ・ウィドド大統領に、東ジャワ島のウィリス火山への記念植樹を請願するつもりとか。


死の逆襲

 ジェニファー・サトクリフ夫人(37歳)は、米テキサス州南部のコーパスクリスティ湖に近い自宅の庭をガーデニング中に、体長約1.2メートルのガラガラヘビを見つけ、夫のジェレミー(45歳)に大声で助けを求めた。
 ジェレミーはシャベルを手にして駆けつけると、その先端をガラガラヘビに叩きつけ、頭部をすっぱり切り落として退治した。
 ところが10分後、死骸を片づけようと、切断されて地上に転がっている毒ヘビの頭に手を延ばしたとたん、完全には死んでいなかったのか、ガブリと嚙みつかれた。
 ジェレミーは毒が回ってたちまち昏倒し、病院に救急搬送されて解毒剤を打たれた。
 だが、よほど猛毒だったものとみえて、ようやく命を取り止めるまでには、解毒薬をたて続けになんと26回も繰り返し投与されなければならなかった。
「ヒューストン・クロニクル」オンライン2018年6月18日付によれば、ジェレミーには人工呼吸器が数日間必要だったという。


***(ピー)

 イラン・イスラム共和国(旧ペルシア)のマスメディアは、昨年ギリシアの首相の座についたキリアコス・ミツォタキス氏をニュースで取り上げる際、ファーストネームだけは決して口にしない。
 なぜならペルシア語で〝キリア〟は〝***(男性器)〟を、〝コス〟は〝***〟(女性器)を意味するスラングだからとか。
 皮肉にもこの名前には、紀元6世紀ギリシアの古都コリントスで敬われた聖人〝隠遁者〟キリアコスにまで遡る高貴な由来がある。


ミニムーン

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