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フィールド推進システムの最前線に迫る! 未来の宇宙船=スターシップ理論/久野友萬

火星への移住が現実味を増してきた昨今、太陽系を飛び出し、はるか彼方の宇宙空間を自由に移動することは可能か? さまざまな航法が考えられているが、空間の変形によって推進力を発生させるフィールド推進は急加速や急停止などの突飛な動きをするUFOの推進理論にも通じるという。
どんなシステムなのか、その理論を紹介しよう。

文=久野友萬

SF映画の世界とはほど遠い現実

 太陽系さえも人間には広すぎる。
 人類が打ち出した最速の探査機ニューホライズンズでも木星まで13か月、冥王星まで9年かかっている。SF映画で夢見たようにロケットを乗り回し、宇宙を駆け巡るには現在のロケットではまるで推進力と速度が足りない。さらに遠く、別の太陽系まで行こうとするなら光の速度を超えなければ、乗組員が生きている間に目的地に着けない。あるいは、乗組員は生きていても地球に人間が残っているかは別の話だ。現在のロケット推進方式では、4.36光年先という一番近いアルファケンタウリ星系までさえ軽く十数万年かかってしまうからだ。

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NASAが発表した星間航行宇宙船(IXS ENTERPRISE)のイメージ画。

 ニュートン力学に従うロケットとはまったく違う推進方式がなければ、私たちは地球近傍から出ることはできないのだ。どうすればいいのか?
 今、科学者が考えているのは一般相対性理論や量子力学を宇宙に応用することである。最新の現代物理学や天体物理学の世界で起きる、想像を絶する物理現象をマクロな世界に応用することで時空間を超えようというのだ。
 手元に『最新! スターシップ理論』という銀河系へ旅する宇宙推進方法・宇宙航法の本がある。フィールド推進という方法で亜光速航行が可能なのだという。その研究を続けているのが本の著者、南善成氏である。

星間航行は不可能? 相対性理論の壁

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