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中国人民解放軍の黙示録大預言! ノストラダムスが予言した「東洋人の大軍隊」/吉田親司

いまや世界第2位の経済大国となった中国は、軍事拡張に邁進する覇権主義国家である。周辺国との緊張や軋轢はアジアのみならず、西方=中東地域へも拡がっている。その軍事力の中核・人民解放軍の実相に迫ったとき、「ヨハネの黙示録」、そしてノストラダムスの予言との無気味な符合が浮かびあがる……。

文=吉田親司

現代に甦る“ヨハネ黙示録”

「……獣の像に息を吹き込み、それが喋れるようにさえし、また獣の像を拝まぬ者は全員殺させた。また、小さき者にも大いなる者にも、富者にも貧者にも、自由人にも奴隷にも、すべての人々に、右手または額に刻印を押させ、刻印なき者は誰ひとり物の売買ができぬようにした……」(「ヨハネ黙示録」第13章15〜17節)

 電子化の暴風が吹き荒れる中国において、現在急ピッチで導入が進められている大計がある。「社会信用システム」がそれだ。ビッグ・データを駆使して個人評価を明確な数値に換算し、その優劣によって人民が利用できる公共サービスの質が決まるとされている。
 正直な納税やボランティア参加などでポイントは上がり、服役や軽犯罪で減点される。高評価だと融資や入居で優遇されるが、低評価だと空港における搭乗拒否や病院での医療サービスの制限など、各種ペナルティが課せられ、咎は家族にも及ぶらしい。
 すでに民間では通販大手のアリババ・グループが「芝麻(ジーマ)信用」を大々的に運用中であり、中国政府も統合に色気を示している。計画では2020年までに14億の全国民を社会信用システムで管理する予定だという。

 まるでジョージ・オーウェル著『1984年』の世界だが、類似性はディストピア小説だけにとどまらない。人類最大のベストセラーたる聖書とも無気味な符合を示しているのだ。
 冒頭に引用した「ヨハネ黙示録」がそれである。「刻印なき者は誰ひとり物の売買ができぬようにした」とあるが、現代中国では電子の刻印なしに文化的な生活を送ることはできない。会話もでき、崇拝の対象でもある「獣の像」は、スマートフォンやタブレット端末を連想させる。
 だとすれば《黙示録の獣》が意味するは明らかだ。それは中国人民解放軍
に他なるまい……。

中国人民解放軍の興隆と近未来

 中国軍という組織は存在しない。中国人民解放軍はあくまで「中国共産党にのみ奉仕する軍事組織」であり、銃口が自国民に向けられることもままある。それは1989年の天安門事件を見れば明白な事実であろう。
 加えて中国共産党はいっさいの宗教を否定している。キリスト教の敵たる獣の資格は十分だ。
 1979年に惹起した中越戦争で手痛い損害を味わった人民解放軍は、頭数に頼った人海戦術を改め、本格的な近代化に着手した。
 爾来40年、彼らは初期目的を徐々に達成しつつある。

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