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道後温泉の怪談ストリップは16時27分から……「いこかー」/松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎の怪談行脚

事故物件住みます芸人・松原タニシと、オカルトコレクター田中俊行、そして高松で活動する怪談バンドマンの恐怖新聞健太郎ーー3人の異色ユニットが、行く先々での怪奇体験を公開する。
今回は愛媛県のニュー道後ミュージックを舞台に、DJたらちゃん、そして伝説の怪談師・黒綱重倫がゲスト登場!

文=松原タニシ・田中俊行・恐怖新聞健太郎  #怪談行脚

伝説の怪談師・黒綱重倫

タニシ 事故物件住みます芸人・松原タニシです。
田中 伝説の怪談師・黒綱重倫です。
健太郎 四国の怪談は俺が守る、恐怖新聞健太郎です。てか田中さん、黒綱なんちゃらって誰ですか?

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山野ヤマメのモデルになった原作者・松原タニシと、伝説の怪談師・黒綱重倫の役を演じた田中俊行。

田中 実は、8月28日から公開中の映画『事故物件 恐い間取り』で亀梨和也さん演じる主人公・山野ヤマメのライバル、伝説の怪談師・黒綱重倫役を、わたくしオカルトコレクター田中俊行が演じさせてもらっております。
健太郎 え! タニシさん原作の映画に田中さんが出てるって先月聞きましたけど、まさかのそんなに重要な役だったんですか!?
田中 そやねん。伝説の怪談師・黒綱重倫。
タニシ でも名前は劇中には出てこないですよ。一応設定として役名がある、ってことみたいで。決して亀梨さんのライバル役ではない。
田中 いやいやタニシくん、そうは言っても黒綱は本も出してるからね。『浄霊法講』上ノ巻、下ノ巻。
タニシ そうそう、ちゃんと小道具まで用意されてるんですよね。映画の装飾・美術のこだわりが細か過ぎてすごい。

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黒綱重倫の著書。浄霊テーマで和綴じ。怪談師の副業で除霊をやってそうな、胡散臭さも感じる。

健太郎 えーー、楽しみだなあ。ちなみに田中さん、セリフはあるんですか?
田中 あるよ、一応。
健太郎 え、すげえ! どんなセリフなんですか?

田中 「いこかー」

健太郎 いこかー!!!
田中 オンリーで録ったから。
健太郎 オンリー? オンリーって何ですか?
田中 わからへん。「じゃあオンリーで録ります」って言われたから。

※ オンリー……セリフや効果音など音のみを録音する事。

タニシ というわけで、田中俊行もチラッと映ってる映画『事故物件 恐い間取り』が全国で上映中なので、皆さん是非映画館で黒綱重倫を探してみてください。
田中 タニシくん、「チラッと」って言わんといて。ちゃんとオンリーでセリフも録ってるねんから。

ちなみに、映画公式HPの主要キャスト欄に田中の名前はありません。お察しを。

アニソンDJたらちゃん登場

タニシ ところでこの夏はみんな愛媛県に行きましたよね。
田中 道後温泉にあるニュー道後ミュージックで開催されている「怪談ストリップ」に俺ら呼んでもらったんよね。
健太郎 愛媛のアニソンDJ、DJたらちゃんも一緒に行きました。

DJたらちゃん

たらちゃん こんにちわー

タニシ 今回の怪談行脚は、たらちゃんも参加してもらってます。
たらちゃん よろしくお願いします。
田中 早速やねんけど、たらちゃん愛媛の怪談を一つ聞かせてもらっていいかな?

たらちゃん はい。
ーー愛媛では有名な心霊スポットK病院がまだ取り壊される前に、私含め友人や若い人たちが面白がってよく行っていました。
私の友人の松山市に住む男女4人が「今夜K病院に肝試しに行く」と言ってきたのですが、私は用事があったため参加しませんでした。
後日、その男女4人のうちの一人の女性Aちゃんが私の家に泊まりにきたので「そういえばこないだK病院に行ってみてどうやったん?」と聞いたところ、「病院内を色々みてまわって何事もなく松山に帰ったんやけど、松山駅について解散して私は原付をとりに駐車場にいったら、原付のシートにメスが刺さってたんよー!」と言っていました。
私は「なにそれめっちゃやばいやん!」と興奮したのですが、その友人Aちゃんは「それよりその時一緒に同行したB君とあの日から連絡がとれない」と言っていました。

私はB君とは面識がなかったので、どうなったんだろうと少し気にはなったけど、メスが刺さっていたことも、正直友達まわりがK病院にいったことを知ってイタズラしたんじゃないだろうかと疑っていました。
K病院にいったひとたちからよく聞くのは「カルテを返してください」と公衆電話から電話があったとか、誰も持って帰った覚えのない注射器が自転車のカゴにはいっていたとか、その類の噂を真似したのかな。くらいでした。
それからまた数週間たったときにAちゃんと会うことがあったので「そういえばB君どうなったん?」と聞いたら、「最近ニュースみてない? 松山で20代の男の子が殺されたの」と言われたので、びっくりして「え!? なにそれ!」とAちゃんに聞くと「実は、その殺されたのってB君なんやけど、殺されたのがあのK病院にいった数日後で・・・」と。

Aちゃんが言うには、B君は、K病院に行った帰りに松山市のいきつけのバーにそのまま行ったらしく、バーで「K病院にいってきた」と話していたそうです。
そのとき同じカウンターに居合わせた松山市在住のお坊さんがいたらしいんですけど、その場で仲良くなり、それから数日そのお坊さんと何度かお酒を飲みにいくようになったらしいんですが、そのお坊さんがどうやら同性愛者だったらしく、深酒したB君を自分の家に誘い、無理やり暴行しようとしたところを拒否されたので風呂場の湯舟に頭をむりやりいれて溺死させた、ということだったようです。

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