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UFOにアブダクションされてメッセージを託された!? 人間椅子・和嶋慎治の怪奇体験

三十周年を迎えて「世界に発見された」ロックバンド『人間椅子』でギターとボーカルを担当する和嶋慎治さんは、長年にわたる「ムー」愛読者。
霊を身近に察知し、異星人にアブダクトされたなど、驚愕のミステリー体験談を語っていただいた。
(ムー2014年10月号掲載)

文=いわたみどり

家鳴りとともに亡き叔母の姿が現れた

 録音した曲に霊の声が入っていた、という話をよく聞きますよね。実は僕も経験あるんですよ。
 25年前のファーストアルバムにある『あやかしの鼓』という曲の歌詞に「生きているのか死んでいるのか」というフレーズがあるんですが、このパートの歌入れのときになぜか録音が中断。その理由を後から聞いたんですが……。なんと「生きているのか死んでいるのか」と歌う僕の声に続いて「死んでる……」と、男の声が入ったというんです。あの世からの合いの手。怖すぎです。

 叔母が亡くなったときにもちょっと怖い体験をしました。 葬儀が済んでしばらくしたある日、母が朝早くから叔母の家へ遺品整理のために出かけて行きました。
 家には僕ひとり。2階の部屋でまだ寝ていたんですが、いきなり「ピシッ! パシッ!」と、すごい家鳴りの音で起こされました。
 次の瞬間、玄関から誰かが入ってきたのがわかりました。そして家中をぐるぐる歩き回っている足音がして、タンスの引き出しを騒々しくガタンガタンと開け閉めする音も……。明らかに何かを捜しているんです。
 そのうち歩き回っていた足音が僕のいる2階に通じる会談を上がってきたんです。一歩一歩、重そうな足取りで上がってくる音が響きます。
 得体の知れない恐怖に、僕は布団から体を起こしてどうしたらいいのかと身を硬くしていました。と、階段の途中で足音が止まったんです。じーっとこちらを窺っている気配がします。
 そのときにはなんでかわからないんですけど、「あ、これは叔母さんだ」と、確信しちゃったんですよ。
 実は、独り暮らしの叔母の財産を事情があって我が家が管理していたんです。いくつか通帳も預かっていました。そういうことが気がかりで自分のものを捜しにきたのかもと。
 また、子供がいなくて独り身の自分が亡くなった後の財産分与についても、生前から心配していたみたいでした。実際にその後、遺産の分配で揉めたりしていいましたから、その伏線だったのかもと、後になって思いましたね。
 そのうち階段を下りていく音がして、しばらくはまた1階を捜しているようでしたが、再び大きな家鳴りがしたかと思うと、まるで煙が薄れていくかのように気配もだんだん薄れていきました。そして最後には、何事もなかったかのように静寂に包まれたのでした。

アブダクトされた!? 2時間分の記憶の空白

 忘れもしない高校3年生の秋。僕ね。UFOと遭遇したんですよ。
 時計の針は深夜2時を指したところ。僕は本を読んでいました。
 と、なんだかいきなり部屋の中が明るくなったんです。顔を上げると、ものすごい眩しい、黄金色に発光した物体が飛んでくるのが窓から見えました。
 そのうちその物体が6~7メートルくらいの大きさのアダムスキー型のUFOだということがハッキリと見て取れたんです。
 そのUFOがぐんぐん近づいてきて、まるで窓も壁もなかったかのようにスーッとすり抜けて僕のいる部屋の中に入ってきたんです!
 と、次の瞬間、部屋の隅で膝を抱えてガタガタと震えながらうずくまっている自分に気が付きました。
 近づいてくるUFOにおののいていたはずが、なぜか部屋の隅でうずくまっている。あんなに眩しかった光もなく、蛍光灯だけが点いている日常空間で……。
 意味がわかりません。
 時計を確認したら4時を過ぎていました。知らない間に2時間以上がたっていたのです。
 もちろん記憶はありません。空白です。これはおそらくアブダクションされたな、と思いました。でも、自分の中でこの現象を消化しきれない、受け入れられない、という感覚が強くて、誰にも話せませんでした。この話ができるようになるまで、10年以上かかりましたね。
 今思うと、たまたまアダムスキー型という姿で出てきたけれども、実はそれはこちらにわかりやすくするための姿で、本来はもっと心霊的だったり、異空間的なものなのかもしれません。目に見えているものだけがすべてではないと……。

 あとね、記憶にはないけれども、何かしらのヴィジョンとかメッセージを託されたかもしれないと感じています。音楽という形で表現して働きかけ。警鐘を鳴らしていくのが僕の使命なのではないか、と。

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人間椅子 1987年結成、1989年に「イカ天」でデビューしたロックバンド。ハードロックをベースに、怪奇小説やオカルト、ミステリーなどの世界を楽曲に取り込んでいる。三十周年を機に海外からの注目も集まっており、2020年にはヨーロッパツアーも予定されている。メンバーは和嶋慎治(中央/ギター、ボーカル)、鈴木研一(左/ベース、ボーカル)、ナカジマノブ(右/ドラムス、ボーカル)。


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